「価格が怒りの根源ではない」 WBCネット独占配信の問題点をNY紙分析「子供がオオタニに感動を…」
3月に行われるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が、日本国内では動画配信サービス「Netflix」で独占中継されると発表されたのは昨年8月。地上波で見られないという衝撃は今も続いている。この事象を米紙「ニューヨーク・ポスト」が特集。「価格が人々の怒りの根源ではない」と見ている。

地上波放送なしがなぜ大問題に?NYポストが特集
3月に行われるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が、日本国内では動画配信サービス「Netflix」で独占中継されると発表されたのは昨年8月。地上波で見られないという衝撃は今も続いている。この事象を米紙「ニューヨーク・ポスト」が特集。「価格が人々の怒りの根源ではない」と見ている。
「Netflixが管理するWBCに日本は不満げ」というこの記事は「次回のWBC開幕まで2か月を切った今、この島国ではかつて考えられなかった現実を受け入れようとしている」という書き出しで始まる。
米国だけでなく、日本でも普及が進みつつある動画配信について「Netflixは日本でも比較的安価だ。広告ありで月額6ドル未満、スタンダードプランでも10ドル未満だ」と紹介する一方で「価格が人々の怒りの根源ではない」と日本社会が不満を持っている原因を指摘。さらに、ペイパービューが一般的な米国社会から見た疑問を提示した。
「高齢のファンはテレビにNetflixをインストールするのに苦労するだろうか? WBCを視聴できる子どもが減ることで、かつてオオタニがイチローを見て感動したように、多くの子どもたちがオオタニに感動する機会を失ってしまうのだろうか?」
ここで比較されているのは、昨年3月のドジャース東京開幕シリーズだ。「昨年ドジャースが東京を訪れた際にも、シカゴ・カブス戦のチケットが転売で1000ドル(約15万8000円)をはるかに超える高値で取引されていたことに対し、同様の不満が表明されていた」と、当時の異常なチケット状況を紹介。
その上で「ドジャースとカブスの2試合は満員の観客を集め、日本のチームとのエキシビションゲームも同様だった。練習観戦用のチケットも販売され、完売した」と、観客動員への影響はなかったとしている。
また「最終的に、地元の人々のオオタニを見たいという熱意が、高騰するチケット価格への懸念を上回った」とし「Netflixは同様の結果を期待している」として、今回も日本のファンの大谷を見たいという欲が、Netflixの契約増につながるのではないかと見ているようだ。
(THE ANSWER編集部)
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