ロコ・ソラーレに「ダメでしょ!」 異例の注意に元五輪選手が持論「新ルール関連だとは…」
カーリングのワールドツアー最高峰シリーズ「グランドスラム」の1つ、プレーヤーズ・チャンピオンシップの女子予選が7日(日本時間8日)、カナダのシュタインバッハで行われ、日本のロコ・ソラーレがカナダのチーム・ホーマンに5-4で勝利した。試合中にはロコ・ソラーレのスイーピングに対し、相手選手が「それはやっちゃダメでしょ!」と指摘。これに対し、元五輪カーラーが持論を展開している。

グランドスラム・プレーヤーズ・チャンピオンシップ
カーリングのワールドツアー最高峰シリーズ「グランドスラム」の1つ、プレーヤーズ・チャンピオンシップの女子予選が7日(日本時間8日)、カナダのシュタインバッハで行われ、日本のロコ・ソラーレがカナダのチーム・ホーマンに5-4で勝利した。試合中にはロコ・ソラーレのスイーピングに対し、相手選手が「それはやっちゃダメでしょ!」と指摘。これに対し、元五輪カーラーが持論を展開している。
ワールド・カーリングが6日、ストーンの減速率を増加させるスイーピング技術を禁止する新ルールを発表したばかり。そんな中で行われた試合で、相手からルール違反を指摘する異例の声が飛んだ。
ロコ・ソラーレの3-2で迎えた第5エンド。鈴木夕湖の投球で吉田夕梨花がストーンの横を懸命にスイープした瞬間だ。ハウスの後方にいたレイチェル・ホーマンが「それはやっちゃダメでしょ!」と訴えた。ストーンが止まった後、ホーマンは英語で「横はダメよ」と説明し、「まあいいわ。もう二度とやらないでね」と声をかけた。
スイーピング技術に関するルールでは「ストーンの減速率を増加させること」「回転がかけられた方向とは逆の方向にストーンを移動させ(フォールバックさせ)、既存の氷の状態から得られるであろう程度を大幅に超えること」「ストーンの進路上に氷くず(デブリ)を置くこと(ダンピング)」が禁止事項として挙げられている。
6日に発表された新ルールでは、「ストーンの減速率を増加させること」の例として、「主に押す動きを使った単発のブラシ掃き」「元に戻すときも氷の上にブラシを接地させたままにする単発のブラシ掃き」「元に戻す前にブラシヘッドを氷上から持ち上げる単発のブラシ掃き」が示された。
グランドスラム・オブ・カーリングの公式Xが実際の映像を投稿。カナダ公共放送「CBC」の名物レポーター、デビン・ハーロウ氏は「レイチェル・ホーマンが現在違反となっているスイーピング技術について、チーム・フジサワを非難した。これがそのやり取りだ」として、動画を引用した。
これに反応したのが、カーリング男子ニュージーランド代表として2006年トリノ五輪に出場したハンス・フラウエンロープ氏だ。「レイチェルの意見が新ルールに関連したものだとは思わない。彼女の解釈は、相手が意図的にストーンの進路上に氷くずを掃き入れている(以前からの禁止事項)というものだったに違いない。ストーンの進路上をスイープしないといけないというルールはない」と持論を展開した。
映像内の解説者は、五輪や世界選手権と違って今大会は全シートに審判がいないことに言及。「レイチェルが悪い人に見えないように、代わりに指摘する審判がいればよかったんですが」と口にした。「5年や10年前は審判は全く必要ありませんでした。でも今はあまりに多くのスイーピング技術や新しいことがあります。1人で全シートに目をやるのはほぼ不可能です」と大会運営上の課題も指摘した。
(THE ANSWER編集部)
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