[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

マラソン細田あい、現役引退を発表 クイーンズ駅伝MVPの30歳 ラストランは3月東京「全力で」

陸上の細田あいが8日、今年度限りで現役引退することを、所属するエディオンを通じて発表した。

細田あい【写真:アフロスポーツ】
細田あい【写真:アフロスポーツ】

所属先エディオンが発表

 陸上の細田あいが8日、今年度限りで現役引退することを、所属するエディオンを通じて発表した。

 30歳の細田は長野東高から日体大に進学。2018年にダイハツに入社し、2021年2月からエディオンに移籍した。2022年の名古屋ウィメンズマラソンで4位に入ると、同年のロンドンマラソンでは当時日本歴代8位の2時間21分42秒をマークし、9位だった。2024年のパリ五輪では補欠に選ばれ、同年のベルリンマラソンでは当時日本歴代7位の2時間20分31秒で5位。2025年のクイーンズ駅伝では2年連続の5区区間賞に輝き、チームの優勝に貢献。個人MVPにも選ばれていた。

 11日に京都で行われる全国都道府県対抗女子駅伝にも長野のメンバー入り。3月1日の東京マラソンが現役最後のレースとなる。

 以下、所属先を通じての細田のコメント。

「このたび、陸上競技を今年度限りで引退することを決断いたしました。急なご報告と感じられる方も多いかと思いますが、もともとはパリオリンピックへの挑戦を一つの区切りにしたいと考えていました。しかし、怪我の影響により準備不足な部分が多く残っていたことから、『やりきった』という形で競技を終えたいという思いが強くなり、次年度の東京世界陸上の代表を目指す決断をしました。

 東京マラソンで世界陸上の代表の座を逃した際、想像していたほどの悔しさが自分の中に湧き上がらなかったことをきっかけに、改めて自分自身と向き合う時間を持ちました。その中で、これまでの自分は、『応援してくださる方々の想いに応えたい』を原動力に走り続けてきたことに気づきました。一方で、『自分自身が目標を達成したい』という純粋な熱意がないことを感じ、現役引退を決意しました。

 それからの一年は、支えてくださった皆様へ、走りで感謝を伝えたいという思いで、一日一日を大切に競技に向き合ってきました。日本選手権5000mでは自己ベストで4位、世界7大メジャー大会の一つであるシドニーマラソンでは6位、そしてクイーンズ駅伝では悲願の初優勝を果たすことができ、皆さんと喜びを分かち合えたことを本当に嬉しく思っています。思うようにいかず、苦しい時期も多くありましたが、会社の皆さまのご理解とご支援、指導者の方々、チームメイト、家族、そして陸上を通して出会った多くの皆さまの存在が、私をここまで支えてくれました。そのおかげで、長く競技を続けることができたのだと感じています。心より感謝申し上げます。

 今後は、長野県チームとして都道府県駅伝に出場し、その後、最後のレースとして東京マラソンに挑む予定です。後悔のないよう、最後まで全力で駆け抜けたいと思います。最後まで熱い応援をよろしくお願いいたします」

(THE ANSWER編集部)

1 2
W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
oillio
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集