ジェフレスが演じた超美技に反響、MLBも驚き「…一体どうやって？」

　米大リーグで痛烈な投手強襲ライナーに反応し、マトリックスばりのド派手なモーションで捕球。アウトにするという超美技が発生した。実際の瞬間をMLBが動画付きで公開し、米ファンから「マトリックス」「素晴らしい反応!!!」「めちゃくちゃ怖い」と喝采が起こっている。

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　あっと驚く超美技を演じたのは、ブルワーズの右腕ジェレミー・ジェフレスだった。27日（日本時間28日）に行われたツインズ戦の3-4とビハインドの5回2死から登板すると、四球と安打で一、二塁とされ、ここで7番アストゥディロが放った打球は痛烈なライナーとなり、ジェフレスの顔面付近を襲った。危ない――。そう思った次の瞬間だ。

　投げ終えた反動で一塁方向を向いていたジェフレスは背中を反らせるようにしてボールを避けながら、そのまま左手で咄嗟にグラブを出した。そして、なんと完璧にキャッチ。一瞬、マトリックス状態となり、勢い余って背中からマウンドに倒れ込んだ。あっという間に生まれた超ファインプレーに球場はどよめき、実況も興奮気味だった。

　MLB公式インスタグラムは「…一体どうやって？」とつづり、実際のシーンを動画付きで公開。すると、米ファンから「観てるこっちもちょっとしゃがんじゃったよ（笑）」「マトリックス」「素晴らしい反応!!!」「めちゃくちゃ怖い」「ピッチャーは防具をつけるべき」「凄い」「なんてキャッチだ」とコメント欄で続々と喝采が起こった。

　結局、無失点でこの回を切り抜けたジェフレス。チームはその後に逆転し、5-4で勝利した。抜けていれば二塁走者が生還してもおかしくない場面だっただけに、32歳の右腕が演じた美技は大きな価値をもたらした。