ダニエル太郎はセンターコート第4試合、西岡良仁も1回戦

　テニスの4大大会・全仏オープン（テレビ東京系で地上波独占放送）は28日、大会3日目を迎える。この日は世界ランク1位で第1シードの大坂なおみ（日清食品）が登場。全仏では初となるセンターコートでの第2試合に、同90位のアンナ・カロリナ・シュミエドロバ（スロバキア）と1回戦を戦う。

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　グランドスラム3連覇がかかる大坂は、全豪オープンを制覇した後、ツアー6大会に出場したが優勝はない。直近のイタリア国際では右手親指の痛みを訴え、準々決勝を棄権した。それでも、全仏開幕から初戦までの2日間は、いずれも練習コートで約1時間の調整を行い、明るい表情を浮かべていた。

　初対戦となるシュミエドロバに勝利すれば、同日に今年オープンしたばかりのシモーヌ・マチューコートの第2試合で行われるエレナ・オスタペンコ（ラトビア）とビクトリア・アザレンカ（ベラルーシ）の勝者と2回戦を行う。

　また、28日には世界ランク72位の西岡良仁（ミキハウス）と同103位のダニエル太郎（エイブル）も1回戦に臨む。西岡は第10コートの第1試合で同66位のマッケンジー・マクドナルド（米国）と対戦。2人は今年4月のミレニアム・エストリル・オープンでも戦っており、この時はクレーコートを舞台に西岡がストレート勝ちを収めている。

　第14シードのガエル・モンフィス（フランス）と対戦するダニエル太郎は、センターコートの第4試合に登場。地元パリ出身のモンフィスとは初対戦で、完全アウェーの戦いを強いられそうだが、どこまで食らいつけるか注目だ。