選手として父として― フェデラーが捧げる“愛妻”への感謝「彼女なしでは…」
「彼女が『もう旅したくない』と言えば、私は『OK、キャリアはおしまいにしよう』と言う」
「もし、彼女が『もうどこにも旅したくない』と言ったとする。そうすれば、私は『OK、私のキャリアはおしまいにしよう』と言うだろう。それは、とてもシンプルなことで、彼女が多くのことのカギを握っているんだ。
ただ、彼女は旅することを幸せに思っている。毎週というわけではないよ、4人の子供と旅行するのは大変だから。だから、私は(ウィンブルドン前哨戦の)シュツットガルトとハレに一人で行ったんだけどね」
選手として、父として、テニスとプライベートの充実をしっかりと切り替えていることを強調した。
「今、私たちは一緒にいることで、素晴らしい時間を過ごしているよ。私自身が夢を追うことを彼女が許してくれるのを嬉しく思う。彼女は驚くべきサポートを私にしてくれる。ベストの存在だね」
愛する家族のサポートを受けて戦うフェデラー。2012年以来となるウィンブルドン制覇へ、順風満帆のようだ。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer