213キロ走って「6ミリ差決着」 ツール・ド・フランスが話題「とんでもなくギリギリ」
「6ミリ差逆転」を生んだキッテルの驚異の「平均時速68キロ」ラストスパート
さらに、記事ではキッテルの驚くべき能力を紹介している。
「ル・ツール・データ」のツイッターを引用する形で、最後の500メートルを平均時速68キロという超人的なスパートで走り抜き、12度目のステージ優勝をもぎ取ったという。
今年のツール・ド・フランスは第4ステージで世界王者ペテル・サガン(スロバキア)がラストスパートを仕掛けた際、マーク・カベンディッシュ(英国)と接触し、相手は落車した挙句に右肩などを骨折。大規模落車に引き金となったサガンは“エルボー疑惑”で失格処分となり、世界の波紋を呼んでいた。
しかし、第7ステージは最後の最後まで手に汗を握る展開でツール・ド・フランスの醍醐味を見せつけた。5時間以上を走った上に、わずか6ミリ差で差し切ったキッテルの驚異のラストスパートは、称賛されるにふさわしいものだろう。