213キロ走って「6ミリ差決着」 ツール・ド・フランスが話題「とんでもなくギリギリ」
7日に行われたツール・ド・フランスの第7ステージは、僅差すぎる僅差で決着。その差は213.5キロを走って6ミリ差という珍事が起きた。
第7ステージ、5時間以上の結末に米メディア驚き「とんでもなくギリギリの写真判定」
7日に行われたツール・ド・フランスの第7ステージは、僅差すぎる僅差で決着。その差は213.5キロを走って6ミリ差という珍事が起きた。米USAトゥデーは「とんでもなくギリギリの写真判定でツール・ド・フランスのステージが決着する」と驚きをもって報道。仰天の「6ミリ差決着」について、大会公式ツイッターも判定写真を公開し、画像で見てもわからないほどの僅差が映し出されている。
213.5キロを走り抜いた過酷なレースの結末は、たった6ミリ差で決着した。
トロワからニュイサンジョルジュを目指した区間は、ゴール前まで大接戦となった。しかし、300メートル付近まで3番手につけていたマルセル・キッテル(ドイツ)が猛烈なラストスパートを仕掛ける。そして、エドヴァルド・ボアッソン(ノルウェー)の右から完全に並んでゴール。肉眼では、どちらが勝ったのか、まったく判別できなかった。
それもそのはずだ。決着は写真判定に持ち込まれた。結果、キッテルに軍配が上がった。その差は、わずかに6ミリ差。しかし、写真判定を見ても、前輪の先端部分は全く並んでいるように見え、いかに微差だったかがわかる。
USAトゥデーは「とんでもなくギリギリの写真判定ゴールでツール・ド・フランスのステージが決着する」と報道。「金曜のツール・ド・フランスの第7ステージはドイツのマルセル・キッテルがノルウェーのエドヴァルド・ボアッソンハーゲンを劇的な写真判定で僅かに勝った」とレポートしている。