渡辺倫果が現役続行を表明

　フィギュアスケート女子の渡辺倫果（三和建装・法大）が28日、自身のインスタグラムを更新し、現役続行を表明した。「このたび、競技を継続し、今後4年間フィギュアスケートに取り組んでいく決断をいたしました」と説明。ファンからエールが殺到している。

　23歳の渡辺は19～21日に行われた全日本選手権で7位。来年のミラノ・コルティナ五輪代表を逃し、今後については明言を避けていたが、28日に自身のインスタグラムを更新。「これまで支えてくださったすべての皆さまに、心より感謝申し上げます」とした上で、「このたび、競技を継続し、今後4年間フィギュアスケートに取り組んでいく決断をいたしました」と表明した。

　30年五輪も見据えての現役続行に、ファンは歓喜とともに声援を送っていた。

「倫果ちゃんの演技　また観られるのがうれしいです」
「大きな決断だったと思います」
「倫果ちゃん、嬉しいお知らせありがとうございます」
「あなたにしか見せられない生き様がある」
「とても勇気のある決断」
「果敢に挑戦する倫果さんに感動して、久々に涙が」

　渡辺は、「これまで多くの方々に支えられ、競技に向き合うことができていることに、改めて深く感謝しております。　競技者としてさらに強く成長し、一つ一つの演技が皆さまの心に残るものとなるよう、全力で取り組んでまいります」と誓っていた。