井上尚弥戦と同日…悪童カシメロTKO勝ちも賛否「なんだかんだ観ちゃう」「トップでは無理」
ボクシングの元世界3階級制覇王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)が27日、愛知県国際展示場で開催された「SAIKO × LUSH vol.4 in JAPAN」のフェザー級8回戦で元日本ユーススーパーバンタム級王者の溝越斗夢(LUSH)に5回TKO勝ちを収めた。リングインタビューでは元世界2階級制覇王者ルイス・ネリ(メキシコ)との対戦を熱望した。

カシメロが5回TKO勝ち
ボクシングの元世界3階級制覇王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)が27日、愛知県国際展示場で開催された「SAIKO × LUSH vol.4 in JAPAN」のフェザー級8回戦で元日本ユーススーパーバンタム級王者の溝越斗夢(LUSH)に5回TKO勝ちを収めた。リングインタビューでは元世界2階級制覇王者ルイス・ネリ(メキシコ)との対戦を熱望した。
5回、カシメロは豪快な左右のフックでダウンを奪取。溝越は立ち上がったが、レフェリーが試合を止めた。リングインタビューでは「亀田プロモーションとその試合(世界戦)へ向けて練習していきたい」と豪語。「レッツ・ゴー!」とネリとの対戦を呼びかけた。
カシメロは10月、キルギスで亀田京之介に判定負け。この試合が再起戦だった。2020年には井上尚弥との対戦が発表されたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止に。その後、井上は2階級で4団体統一を果たしたのに対し、カシメロは規律違反などのトラブルもあってベルトを失っている。24年10月のサウル・サンチェス(米国)戦では体重超過。初回TKO勝ちしたが、日本ボクシングコミッション(JBC)から、日本への招へいを1年間停止する措置を下されていた。
この日は井上がアラン・ピカソを相手に、サウジアラビアで世界スーパーバンタム級4団体防衛戦を行った。奇しくも同日の試合。X上のファンは「なに言われてもカシメロの試合が魅力的に映る」「世界のトップ戦線では無理やろ」「カシメロ勝ってほっとした笑」「なんだかんだ観ちゃう」「カシメロの左フックえぐいな」などと賛否両論だった。
(THE ANSWER編集部)
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