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井上尚弥戦興行で豪快TKO アマ9冠・堤麗斗がデビュー4連勝、負傷欠場の兄と「上を目指したい」

ボクシングのWBA世界フェザー級13位・堤麗斗(志成)は27日、サウジアラビアの首都リヤドのモハメド・アブドゥ・アリーナでの同級ノンタイトル8回戦で、レオバルド・キンタナ(メキシコ)を4回1分14秒TKOで破った。戦績は23歳の堤が4勝(3KO)、23歳のキンタナが12勝(5KO)2敗。

4回TKO勝ちした堤麗斗(左)【写真:荒川祐史】
4回TKO勝ちした堤麗斗(左)【写真:荒川祐史】

堤麗斗VSレオバルド・キンタナ

 ボクシングのWBA世界フェザー級13位・堤麗斗(志成)は27日、サウジアラビアの首都リヤドのモハメド・アブドゥ・アリーナでの同級ノンタイトル8回戦で、レオバルド・キンタナ(メキシコ)を4回1分14秒TKOで破った。戦績は23歳の堤が4勝(3KO)、23歳のキンタナが12勝(5KO)2敗。

 堤は初回からボディーでキンタナを攻めたてた。その後、アッパーを被弾するなどして鼻血を出すシーンもあったが、4回に強烈な左から右フックにつなげて仕留めた。

 リング上のインタビューでは「(相手が)想定とは違うやり方できたので、いい経験になった。スパーなどの練習でいろんなタイプとやって、そういう経験が生きた」と話した。

 19年にアジアユース選手権、21年に世界ユース選手権を制するなどアマチュア時代に9冠を達成した逸材。今興行はサウジアラビアの国際娯楽イベント「リヤドシーズン」が展開。堤は、イベントの運営を担う同国総合娯楽庁のトゥルキ・アラルシク長官がオーナーを務めるボクシング専門誌「ザ・リング」とスポンサー契約を結んでいる。

 兄・駿斗(志成)も出場予定だったが、興行直前の練習中に右眼を負傷。眼窩底骨折と診断され欠場することになった。「兄貴を活気づけられれば」と意気込んでいた一戦で、きっちり相手を倒した。

 来年に向けては「もっともっと強くならないと。次の試合ではさらに強くなった姿を見せたい」とし、「兄弟でさらに上を目指していく」と闘志を高めていた。メインイベントに井上尚弥(大橋)が登場する興行。デビュー4連勝で存在感を放った。

(THE ANSWER編集部)



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