寺地拳四朗、世界挑戦が前日夜に中止 王者ガルシアが公開計量後に体調崩す、代替試合なく興行は計4試合に
サウジアラビアの首都リヤドで行われるボクシングの大型興行「The Ring V: Night of the Samurai(ナイト・オブ・ザ・サムライ)」の、IBF世界スーパーフライ級タイトルマッチ(52.16キロ以下)が27日(現地26日)、中止になったと大会事務局の関係者が明かした。

IBF世界スーパーフライ級タイトルマッチ
サウジアラビアの首都リヤドで行われるボクシングの大型興行「The Ring V: Night of the Samurai(ナイト・オブ・ザ・サムライ)」の、IBF世界スーパーフライ級タイトルマッチ(52.16キロ以下)が27日(現地26日)、中止になったと大会事務局の関係者が明かした。
前WBA&WBC世界フライ級統一王者の寺地拳四朗(BMB)とIBF世界スーパーフライ級王者ウィリバルド・ガルシア(メキシコ)が対戦予定だったが、ガルシアが公開計量後に体調を崩したという。権威あるボクシング専門誌「ザ・リング」はガルシアが入院したと伝えた。
現地26日の前日計量では寺地が51.94キロ、ガルシア(メキシコ)も51.66キロでクリアしていた。計量後に2人は握手を交わし、意気込みを語っていた。
寺地にとってガルシア戦は再起戦で3階級制覇に挑む一戦だった。勝利すればIBF以外の主要3団体で同級王座に就く“バム”ことジェシー・ロドリゲス(米国、帝拳)との4団体統一戦の可能性もあったが、実現は遠のいた。
同興行では、世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)がWBC世界同級2位アラン・ピカソ(メキシコ)との防衛戦に臨むなど、計5試合が行われる予定だった。代替試合は行われず、計4試合になる見通しだ。
(THE ANSWER編集部)
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