有馬記念で衝撃8馬身差の圧勝伝説 逸走、騎手振り落としも…ターフ制圧した“金色の暴君”
中央競馬の一年の総決算、第70回のG1有馬記念は28日、中山芝2500メートルを舞台に争われる。25日には枠順も決定し、ムードも高まってきた。2013年、3冠馬がラストランで見せた衝撃のレースは、今も語り草となっている。

G1有馬記念28日に発走
中央競馬の一年の総決算、第70回のG1有馬記念は28日、中山芝2500メートルを舞台に争われる。25日には枠順も決定し、ムードも高まってきた。2013年、3冠馬がラストランで見せた衝撃のレースは、今も語り草となっている。
11年にクラシック3冠を達成したオルフェーヴルは、激しい気性を推進力に変えてターフを制圧した。
新馬戦や菊花賞では入線後に池添謙一を振り落とし、阪神大賞典では2周目第3コーナーで外ラチ方向に逸走。その後に猛然と追い上げて2着に入るなど、型破りなレースを見せてきた。
日本馬が目指し続けていまだタイトルに届かない、世界最高峰のG1凱旋門賞は2年連続で2着。そしてラストランに選んだのが13年の有馬記念だった。
3走ぶりに手綱を取った池添は、前半はなだめて後方から。残り800メートルを切ってからまくり気味に進出すると、直線は独壇場。早々と先頭に立つと後続を突き放し、2着のウインバリアシオンに8馬身差をつけてゴールに飛び込んだ。
栗毛の美しい馬体と激しい気性から“金色の暴君”とも呼ばれたオルフェーヴル。種牡馬としては、G1通算4勝の名牝ラッキーライラック、皐月賞馬エポカドーロなどを輩出している。
(THE ANSWER編集部)
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