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井上尚弥 VS 中谷潤人 イギリス大手CEOが結果予想「凄く好き。あの冷静さ」「いい選手だが…」

ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が24日、サウジアラビアの首都リヤドで公開練習を行った。27日に、WBC世界同級2位アラン・ピカソ(メキシコ)との防衛戦に臨む。この日、現地で英興行大手「マッチルーム社」のフランク・スミスCEOが取材に応じ、来春計画されている井上と前WBC&IBF世界バンタム級統一王者の中谷潤人(M.T)の勝敗予想も語った。

中谷潤人と井上尚弥(右)【写真:羽鳥慶太】
中谷潤人と井上尚弥(右)【写真:羽鳥慶太】

27日に井上尚弥VSアラン・ピカソ

 ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が24日、サウジアラビアの首都リヤドで公開練習を行った。27日に、WBC世界同級2位アラン・ピカソ(メキシコ)との防衛戦に臨む。この日、現地で英興行大手「マッチルーム社」のフランク・スミスCEOが取材に応じ、来春計画されている井上と前WBC&IBF世界バンタム級統一王者の中谷潤人(M.T)の勝敗予想も語った。

 日本メディアに取材対応したスミスCEOは、井上について「どこの国でも看板となる、ボクシング界全体を盛り上げる存在が必要。英国ならアンソニー・ジョシュア、メキシコの場合はカネロ・アルバレス。井上がそれくらい大きな存在として大成功していることは、日本のボクシング業界全体にとってすごくポジティブ」と称賛した。

 井上と中谷は来年5月、東京ドームで対戦が計画されている。勝敗予想を聞かれたスミスCEOは、少し迷いながらも「個人的に井上がすごく好き。あの冷静さ、格好良さ、世界のボクシング業界においてもスーパースター」と再び絶賛。加えて「正直、井上に比べると、中谷のことをそんなに詳しくは知らない。良い選手だと思うが、やっぱり井上ではないかな」と回答した。

 井上は最も権威ある「ザ・リング」をはじめ、海外メディアのパウンド・フォー・パウンド(PFP=階級を超えた格付け)で上位評価されている。リング誌で1位に君臨していたテレンス・クロフォードが引退を表明しており、井上には再び1位返り咲きの期待もかかる。

 スミスCEOは「クロフォードの引退が発表されたり、(オレクサンドル・)ウシクもキャリアの先がそんなに長くないかもしれない。だから井上にとってPFPナンバーワンになる大きなチャンスもある。本当に世界トップレベルのスーパースターだ」と太鼓判を押した。

 同社では23戦全勝(16KO)で“バム”の愛称を持つ世界スーパーフライ級3団体統一王者ジェシー・ロドリゲス(米国)をプロモート。「『井上がPFP1位』という思いもかなりあるが『バムが1位ではないか』とももちろん言いたくなる。ただ井上の評判は、今まで築いてきたキャリアそのもの。彼の強さがそのまま反映されていると思う」とスミスCEOは語った。

(THE ANSWER編集部)



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