全日本フィギュアで気づき「朝から涙止まらん」 厳しいコーチの首元…教え子への「愛しかない」
フィギュアスケートの2026年ミラノ・コルティナ五輪代表最終選考会を兼ねた全日本選手権は19~21日に、東京・代々木第一体育館で行われた。今季限りで現役引退を表明している女子の坂本花織(シスメックス)は5連覇を達成し、ミラノ切符を獲得。全日本最後の演技となった21日のフリーで発見された師弟の絆が、ファンの涙を呼んだ。

フィギュアスケート全日本選手権
フィギュアスケートの2026年ミラノ・コルティナ五輪代表最終選考会を兼ねた全日本選手権は19~21日に、東京・代々木第一体育館で行われた。今季限りで現役引退を表明している女子の坂本花織(シスメックス)は5連覇を達成し、ミラノ切符を獲得。全日本最後の演技となった21日のフリーで発見された師弟の絆が、ファンの涙を呼んだ。
坂本にとって21日のフリーは全日本での最後の演技だった。
スタート前、中野園子コーチからは「花織がここでやらないと日本が大変なことになるから、あんたがここでしっかりやらないとダメなのよ」とエールを送られた。
「愛の讃歌」を舞った4分。ノーミスの演技でハイスコアをマークし、5連覇を達成するとともに、ミラノ五輪代表も決めた。
注目が集まったのは、坂本と中野コーチの首元。坂本の衣装に合わせるように、中野コーチは似たデザインのネックレスをつけていた。
中継で気づいたファンは感動。Xには「園子先生のネックレス、愛しかなくて見た瞬間から涙溢れました」「こんなん朝から涙止まらんて」「コレ見て昼ごはん食べながら泣いてる」などの声が上がった。
愛をもって厳しく指導してきた中野コーチ。「これでもう全日本で負けることもないね」と坂本に声をかけ、「今日は120点。厳しく育ててきて良かった」と話した。
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