全日本選手権第1日

　フィギュアスケートの全日本選手権が19日に東京・代々木第一体育館で開幕し、男女のショートプログラム（SP）が行われた。審判席にはかつての人気スケーターの姿があり、フィギュアファンも騒然となった。

　大会最初の種目となった男子SPでジャッジを務めたのは、中野友加里さんだった。全日本選手権で3度の3位、2005年グランプリファイナル3位などの実績を持つ名手。会場でアナウンスされると、客席がざわつき、大きな拍手が送られた。

　続く女子SPでテクニカルスペシャリストとして会場でアナウンスされ、歓声を浴びたのは恩田美栄さん。2002年ソルトレークシティー五輪に出場した名スケーターだ。

　女子フィギュアの一線で活躍していた2人の登場。現地観戦のファンや配信で見守ったX上のフィギュアファンからは様々な声が上がった。

「ジャッジには往年の名選手たち、恩田美栄さん、中野友加里さんらの名が。脈々と受け継がれる系譜。胸熱」
「恩田美栄さんや中野友加里さんが五輪年の全日本のテクニカルパネルやジャッジをやるって感慨深いですね」
「うぉーーー中野さんと恩田さん！　ついに全日本ジャッジまで登り詰めたのか」
「ジャッジに中野さんや恩田さんがいらっしゃるのねぇ」
「恩田さんと中野さんジャッジ席にいるんだ！」

　男子フリーは20日、女子フリーは21日に行われる。