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「この冬の新発見」 日本27歳女子に本場ドイツでも止まぬ喝采 4/8勝「濃霧も止められず」

ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子で丸山希(北野建設)が開幕8戦で4勝と快進撃を続けている。本場ドイツのメディアからも喝采を浴びている。

W杯クリンゲンタール大会で今季4勝目を挙げた丸山希【写真:ロイター】
W杯クリンゲンタール大会で今季4勝目を挙げた丸山希【写真:ロイター】

丸山希を海外メディアも称賛

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子で丸山希(北野建設)が開幕8戦で4勝と快進撃を続けている。本場ドイツのメディアからも喝采を浴びている。

 W杯初勝利となった今季の個人第1戦から開幕3連勝。第7戦で4勝をマークした。表彰台を逃したのは第6戦のみ。W杯ランキングでも670ポイントで首位に立ち、2位プレブツ(スロベニア)とは134ポイント差。今季ここまで安定感抜群のジャンプを見せている。

 ドイツ公共放送「ARD」は、スウェーデン・ファルンで現地時間11月28日に行われた第3戦後、「またもマルヤマが圧倒」などと報道。「この冬の新発見、ノゾミ・マルヤマがまたもや誰よりも飛び、ニカ・プレブツ、リザ・エダーに20点近くの差をつけて優勝した」と称賛していた。

 また、ドイツのスキージャンプ専門サイト「Skispringen.com」も、同国クリンゲンタールで現地時間12月12日に行われた第7戦について「ノゾミ・マルヤマが濃霧の中、クリンゲンタールでエキサイティングなファイナルに勝利」との見出しで記事を掲載。「フォクトラントアレーナ(クリンゲンタール会場の名前)の濃霧もノゾミ・マルヤマを止められず。日本人選手がニカ・プレブツとの緊迫した対決に勝利」と脱帽していた。

 丸山は2021年の全日本選手権女子ラージヒルで転倒し、左膝前十字靱帯損傷などを負い、2022年北京五輪出場はかなわず。重傷を乗り越え、来年のミラノ・コルティナ五輪の金メダル候補になっている。W杯の第9戦はスイス・エンゲルベルクで現地時間20日に行われる。

(THE ANSWER編集部)



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