桑田真澄氏、オイシックスCBO就任会見「新たな挑戦をしたい」 来年は「ワインづくり」から一転、熱烈オファー受諾
プロ野球の2軍イースタン・リーグに参加しているオイシックスは、今オフ巨人を退団した桑田真澄氏をチーフ・ベースボール・オフィサー(CBO)に招へいし、18日に都内のホテルで就任会見を行った。

2軍球団オイシックスで「チーフ・ベースボール・オフィサー」就任
プロ野球の2軍イースタン・リーグに参加しているオイシックスは、今オフ巨人を退団した桑田真澄氏をチーフ・ベースボール・オフィサー(CBO)に招へいし、18日に都内のホテルで就任会見を行った。
会見は池田拓史球団社長と武田勝監督が同席して行われ、桑田氏の役割や今後のビジョンなどが明らかにされた。
球団はCBOのミッションを「強く、愛され、選ばれる球団になるための球団の文化とブランド構築」にあると発表。具体的には監督やコーチ、チームスタッフへの助言や指導、選手育成のためのメソッド考案への助言、練習環境の構築や整備、選手の評価などに桑田氏の知見を活かしたいとしている。「技術的な指導だけでなく、球団独自の文化づくりを担っていただく」とした。
桑田氏は「また新たな挑戦をしたいなと思って契約に至りました。微力ではありますが全力を尽くしたい」と、長年ジャイアンツ一筋だったキャリアからの転身理由を説明。「ジャイアンツ退団しまして、来年は充電というかゆっくりしようと思っていました。ワインづくりお米づくりしながらと思っていたんですが熱心に誘っていただいて、彼らの熱い思いに心打たれまして、新たな挑戦をしてみようと行き着いた」としている。
「オイシックス新潟はNPBに参入して2年目と非常に若い球団。資金力も戦力も劣るのは否めない。ジャイアンツと比べたら雲泥の差」としつつも「若い球団で僕が挑戦することで日本や球界の発展にもつながるんじゃないかという思い」があったとも語った。
桑田氏は57歳。巨人に1986年ドラフト1位で入団して21年間在籍し、NPB通算173勝を挙げた。2007年に渡米。パイレーツでメジャーのマウンドに立ち、翌春のキャンプ参加を最後に現役引退。2021年に指導者として巨人に復帰した。今季は2軍監督としてチームをイースタン・リーグ優勝に導いたものの、オフに退団。これまで東大野球部での指導や、独立リーグでの臨時コーチはあったが、国内で巨人以外の球団に継続して関わるのは初となる。
またオイシックスとは、長男の真樹さんが2015年、チームが独立のBCリーグを戦っていた時代に在籍していた縁がある。
(THE ANSWER編集部)
![[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト](https://the-ans.jp/wp-content/themes/the-answer-pc-v2/common/img/logo_c1.png)








