192cm大型新人がホーム初得点「先輩にも負けないように」 ジークスター東京・最年少21歳が大勝に貢献
ハンドボール・リーグHのジークスター東京は13日、東京・墨田区総合体育館(ひがしんアリーナ)でアルバモス大阪高石と対戦し33-21で勝利。勝ち点19で4位を維持した。今シーズン新加入した現役日体大生のPV中沖仁希太(なかおき・にきた)は「先輩にも負けないように」と意気込んだ。

リーグHジークスター東京が暫定4位
ハンドボール・リーグHのジークスター東京は13日、東京・墨田区総合体育館(ひがしんアリーナ)でアルバモス大阪高石と対戦し33-21で勝利。勝ち点19で4位を維持した。今シーズン新加入した現役日体大生のPV中沖仁希太(なかおき・にきた)は「先輩にも負けないように」と意気込んだ。
スター軍団が前半から圧倒した。若手からベテランまで、チーム全体が一丸となって次々とシュートを決め得点を重ねた。6分30秒すぎには、この日最多の8連続得点。年内最後のホーム戦に詰めかけた史上最多の1349人の観客を盛り上げた。その流れに乗ったのがホーム戦で初出場した中沖。途中出場するとライン際で受け取った球を見事にネットに突き刺した。「思い切ってプレーしていた」と佐藤智仁監督も評価した。
16-11で迎えた後半。再び途中出場した中沖は、得点は挙げられなかったものの、「自分的にディフェンスは良かった感触がある」と192センチの高身長を活かしたディフェンスを見せ、12点差の大勝に貢献した。
チーム最年少の21歳ながら奮闘した一戦だったが、1得点に留まってしまい「1点目を決めた後に、ホッとしてしまう部分がある。今回も2本目を外してしまった。全部決めてやるという気持ちがないといけないと改めて実感した」と試合後すぐに反省する向上心を見せた。
今シーズンは、キャプテンのPV玉川裕康など、怪我人続出でPV不足で悩まされたジークスター東京。序盤は全員が欠場し、別ポジションの選手が代替で出場するほど。そんな中、2日に新加入したばかりだが「加入したからにはチームに貢献しないといけないし、自分の成長にも繋げたい。そして先輩にも負けないように。良いプレーを盗みながら、自分自身も(怪我から)戻ってくる選手に勝てるようにしたい」と意気込んだ。悲願の初優勝を目指すジークスター東京に新しい風を吹かせられるか。まだまだ活躍が期待される。
(THE ANSWER編集部・横田 美咲 / Misa Yokota)
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