張本智和、準決勝で珍サーブ違反 ビデオ判定も「31.94」で覆らず フルゲーム死闘制してV王手
卓球のWTTツアー上位選手が集うWTTファイナルズ香港は14日、香港で行われた。男子シングルス準決勝で世界ランク5位の張本智和(トヨタ自動車)は、同2位の林詩棟(中国)を4-3で撃破。第1ゲーム序盤には珍しいシーンがあった。

WTTファイナルズ香港
卓球のWTTツアー上位選手が集うWTTファイナルズ香港は14日、香港で行われた。男子シングルス準決勝で世界ランク5位の張本智和(トヨタ自動車)は、同2位の林詩棟(中国)を4-3で撃破。第1ゲーム序盤には珍しいシーンがあった。
第1ゲーム、張本が3-2からサーブすると、審判が「フォルト」と宣告。林詩棟に1点入った。
張本はすぐさま、卓球におけるビデオ判定システムのTTR(テーブル・テニス・レビュー)を要求した。
サーブ時のトスが垂直方向に対して30度を超えると違反となるが、ビデオ判定の結果、張本のサーブは31.94度と30度超え。判定は覆らなかった。12日の女子シングルス準々決勝では、長崎美柚のサーブがTTRの結果41.48度と判定されていた。
第1ゲームを逆転で奪った張本は、「ハリモト」コールの中で奮闘し、フルゲーム激戦を制した。日本時間の午後9時30分開始予定の決勝では、世界4位のモーレゴード(スウェーデン)と激突する。
(THE ANSWER編集部)
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