危ういキム・ヘソンの立場「犠牲になる」 ド軍の欲望に韓国メディア戦々恐々、次の補強候補は…
米大リーグでは各球団の首脳や代理人が一堂に会するウィンターミーティングが終わり、FA移籍など選手市場の動きが加速しようとしている。韓国のメディアが気にしているのはドジャースで1年目を終えたばかりのキム・ヘソン内野手の今後。「ドジャースの終わりなき欲望が、キム・ヘソンを脅かす」と強い危機感を持っている。

ユーティリティ選手補強ではじき出されると危惧
米大リーグでは各球団の首脳や代理人が一堂に会するウィンターミーティングが終わり、FA移籍など選手市場の動きが加速しようとしている。韓国のメディアが気にしているのはドジャースで1年目を終えたばかりのキム・ヘソン内野手の今後。「ドジャースの終わりなき欲望が、キム・ヘソンを脅かす」と強い危機感を持っている。
この強烈な見出しの記事を掲載したのは韓国メディア「OSEN」だ。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」の報道を引用し、ドジャースがFA市場で通算253セーブのエドウィン・ディアスと3年総額6900万ドル(約108億円)で契約したのに加え、カイル・タッカーら大物FA選手の獲得にも興味を示していると紹介。さらにユーティリティ選手として、カージナルスのブレンダン・ドノバン獲得に関心を示していると伝えている。
ドノバンは今季、118試合に出場して打率.287、10本塁打、50打点。それ以上に目を引くのは、大リーグで内野の全ポジションと両翼を守ったことがあるユーティリティ性だ。「OSEN」は「すでにキケ・ヘルナンデスと再契約の意思があり、ここに別のユーティリティまで加わればキム・ヘソンの立場に直接的な打撃を与えかねない」と危惧している。特に、ドノバンは二塁での出場が多いのも、キム・ヘソンと重なる点だという。
さらにアンドリュー・フリードマン編成本部長の「柔軟性のある選手は選択肢を広げる」との言葉から、キム・ヘソンについて「有力なレギュラーの代役というよりは、バックアップ資源として認識されている」と分析。7月の肩の負傷以降、出場頻度が減っている現状も指摘。特にポストシーズンについては「ほとんど出場機会がなかった」とした。
記事は3年連続の世界一を目指すドジャースが「限界値を忘れて欲を出している」と指摘。「この過程でキム・ヘソンが犠牲になる可能性を排除できない。競争を覚悟はしていたが、2年目もいばらの道を避けられない見通しだ」と結んでいる。
(THE ANSWER編集部)
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