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中国女子エースが「日本選手とお喋り」 目撃された“日中交流”に現地脚光「孫頴莎の人懐こさが…」

卓球のWTTツアー上位選手が集うWTTファイナルズ香港は10日、香港で開幕した。日中関係に緊張感が走る中、大会前に大藤沙月や早田ひなら日本人選手と交流した中国選手が現地でも注目が集まっている。

孫穎莎【写真:WTT提供】
孫穎莎【写真:WTT提供】

WTTファイナルズ香港

 卓球のWTTツアー上位選手が集うWTTファイナルズ香港は10日、香港で開幕した。日中関係に緊張感が走る中、大会前に大藤沙月や早田ひなら日本人選手と交流した中国選手が現地でも注目が集まっている。

 日本選手と交流したのは、世界ランク1位の孫穎莎。中国メディア「中華網新聞」は、「孫頴莎が香港での大会前に日本の女子卓球選手と賑やかにお喋り」との見出しで、記事を掲載。「孫頴莎と日本の何人かの女子卓球選手が一緒になり、賑やかに何か話す様子がファンの関心を集め、孫頴莎の人懐こさが話題となった」と伝えている。

 記事では「他の選手たちが遠慮がちに挨拶などする中、孫頴莎は大藤沙月や早田ひなといった日本の女子選手と身振り手振りを交え、時には体をひねるような仕草も見せながら楽しそうに過ごしていたのだ」と当時の様子を紹介した。

 続けて「孫頴莎の人懐こさは今に始まった事ではない。去年のインドでのアジア卓球選手権では大藤沙月と腕を組み、花束を交換し合ってまるで親しい友達のようだったし、中国の国内リーグでは平野美宇との間でも実に自然な関係を作っていた」と、これまでも日本選手と交流してきたことを指摘。「孫頴莎はコートで試合をすれば出来すぎなほどの勝率を挙げながら、コートの外では楽しそうにお喋りに興じる。友情と競争がどちらもそこにある」と、孫の行動を評している。

 孫を含む中国代表は、7日に成都で行われた卓球の混合団体ワールドカップ決勝を終えた夜にすぐに香港に飛んだ。厳しい日程の中、孫も空港ではあくびをする姿が目撃されていたというが、「ところが人が集まってお喋りが始まると、瞬く間に元気が出て、日本の女子チームと賑やかに楽しそうに話す様子はとても飛行機を降りたばかりには見えなかった」と、その元気なキャラクターを同メディアは伝えている。

(THE ANSWER編集部)



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