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韓国スター、大谷翔平を「不思議がるより、勝たなければ」 WBCに向け決意「特別な感じしない」

米大リーグ、ジャイアンツのイ・ジョンフ外野手は8日、ソウル市内で参加した表彰式で来年3月に行われるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)への決意を語った。すでに日本代表として出場を明言している大谷翔平投手(ドジャース)を「不思議がるよりも、勝たなければいけない相手」と表現し、韓国代表選手に“覚悟”を求めている。

ジャイアンツのイ・ジョンフ【写真:Imagn/ロイター/アフロ】
ジャイアンツのイ・ジョンフ【写真:Imagn/ロイター/アフロ】

ジャイアンツのイ・ジョンフ、WBCへ“大谷流”決意表明

 米大リーグ、ジャイアンツのイ・ジョンフ外野手は8日、ソウル市内で参加した表彰式で来年3月に行われるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)への決意を語った。すでに日本代表として出場を明言している大谷翔平投手(ドジャース)を「不思議がるよりも、勝たなければいけない相手」と表現し、韓国代表選手に“覚悟”を求めている。

 韓国メディア「MKスポーツ」が「オオタニは不思議がるより勝つべき相手…2026年WBCを見据えるイ・ジョンフの誓い」という見出しの記事を掲載している。イ・ジョンフは大谷との対戦について、憧れを捨てて勝利を目指す姿勢を強調した。

「(オオタニは)不思議がるよりも、勝たなければいけない相手。我々が試合をして、戦わなければならない相手なのだから。一生懸命準備する」

 記事は、WBC韓国代表が2006年には4強入り、2009年には準優勝と好成績を残したものの、その後は3大会連続で1次ラウンド敗退に終わっていると紹介。今回の代表は「悪い流れを終わらせなければならない」としている。その中で「何より日本との対決が注目される。スーパースターのオオタニが、この大会も日の丸を背負って出撃する」と伝えている。

 選手は大谷をどうとらえているのか。イ・ジョンフは「前回のWBCで大谷と会った時はとても不思議だった。今は同じ(ナ・リーグ西)地区でプレーしている。しょっちゅう見ていると不思議というより『すごい選手とまた対決するんだな』という気持ちになる」と心境の変化を説明している。さらに「相手チームとして何度も試合をしており、特別な感じはしないだろう」と語り、あくまで敵として倒すことに集中する構えだ。

 前回のWBCでは、大谷が米国との決勝戦を控えた日本代表を「(大リーガーに)憧れるのは、やめましょう」と鼓舞した。韓国のスーパースターが同じ視線から発した言葉は、チームメートにどう響くだろうか。

(THE ANSWER編集部)



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