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ロバーツ監督の“奇行”に衝撃「何してるんだ?」 ド軍31歳が思わず爆笑「あれは演技じゃない」

今季、7月末のトレード期限にドジャース入りしたアレックス・コール外野手が米国のポッドキャスト「ドジャース・テリトリー」に出演し、ワールドシリーズの最中にデーブ・ロバーツ監督が見せた突飛な行動への驚きを口にしている。

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:ロイター】
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:ロイター】

ワールドシリーズで王手かけられたチームの雰囲気

 今季、7月末のトレード期限にドジャース入りしたアレックス・コール外野手が米国のポッドキャスト「ドジャース・テリトリー」に出演し、ワールドシリーズの最中にデーブ・ロバーツ監督が見せた突飛な行動への驚きを口にしている。

 ドジャースはブルージェイズと対戦したワールドシリーズで先に2勝3敗と王手をかけられ、敵地トロントへ移動した。10月30日(日本時間31日)に行われた前日練習の場で事件は起こった。突然、ロバーツ監督とキム・ヘソン内野手のベースランニング対決が行われたのだ。

 指揮官は大リーグ通算243盗塁を誇るかつての韋駄天。キム・ヘソンにハンデをもらってスタートしたものの、二塁ベースを回ったところで派手に転倒した。着ていたパーカーが泥だらけになり、チームは盛り上がった。

 番組の司会クリント・パシージャス氏は「ワールドシリーズのホームでの最後の2試合を落とし、2勝3敗でトロントに向かうことになりました。当時のフライトの雰囲気はどうでしたか?」と直球の質問を投げかけた。

 コールは「もう負けられない状況だった。でも、僕やチームメートが感じていたのは、もしシーズンの初めに『ワールドシリーズ制覇まであと2勝だ。2連勝するだけでいい』と言われたらどうするかってこと。僕はやるよ。チャンスだと思うからね。何かクレイジーなことをする必要もない。ただ2連勝すればいいだけだ」と前向きな空気が支配していたという。ただ「そこからトロントに着いて練習していたら、ドック(ロバーツ監督)が……」と、思い出し笑いが止まらない。

「どう思いついたのかわからないけど、僕は『何をしているんだ?』という感じだったよ。彼は内側を走りだして……僕は最初『マジの競争になるな』と思ったんだ。ロケットスタートだったしね。でも二塁を回ったあたりで突然転んだんだ。最高におかしくて、大爆笑するしかなかった」

 ふくらはぎを痛めた指揮官の姿に「あれは演技じゃなかった。完全にガチだったね」と感じるところがあった様子。「ギアを上げようとしたけど、久しぶりすぎて身体がついていかなかったんだろう。本当に面白かった。まさしく我々が必要としていたものだった」とその効果を口にする。「僕たちは『最高のチームだ。試合をすればおのずと結果はついてくるだろう』ってね」。ドジャースは実際にこの後敵地で2連勝し、世界一を勝ち取った。

(THE ANSWER編集部)



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