体重超過&完敗フルトン「もっと強くなって戻ってくる」 異例タイトル戦後に決意
ボクシングのWBC世界ライト級(135ポンド=約61.2キロ)暫定王座決定戦が6日(日本時間7日)、米テキサス州サンアントニオで開催され、スティーブン・フルトンはオシャキー・フォスター(ともに米国)に0-3(117-111、118-110、119-109)の判定で敗れた。フルトンは体重超過を犯し、急遽階級を変えて行われた試合で見せ場を作れず。試合後に復活を誓った。

WBC世界ライト級暫定王座決定戦
ボクシングのWBC世界ライト級(135ポンド=約61.2キロ)暫定王座決定戦が6日(日本時間7日)、米テキサス州サンアントニオで開催され、スティーブン・フルトンはオシャキー・フォスター(ともに米国)に0-3(117-111、118-110、119-109)の判定で敗れた。フルトンは体重超過を犯し、急遽階級を変えて行われた試合で見せ場を作れず。試合後に復活を誓った。
フォスターが鋭いジャブ、ストレートで翻弄。試合の主導権を握った。打開したいフルトンだったが、決定打に欠けた。12ラウンドを戦い抜き、手を上げたフォスターに対してフルトンはがっくり。判定は3-0でフォスターの完勝だった。
フルトンは試合後、自身のXを更新。「オシャキー、おめでとう。素晴らしいゲームプランでよく実行した。自分についてはみんな知ってる通り、もっと強くなって戻ってくるぞ! いつもそうだろ」と記し、再起を期した。
この試合は当初、WBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチとして、王者フォスターに階級を1つあげたフルトンが挑戦する予定だったが、前日計量でフルトンが132ポンド(約59.8キロ)と、2ポンド(0.9キロ)の体重超過を犯した。試合は中止されず、フォスターが勝利すれば王座防衛、フルトンが勝利してもWBC世界スーパーフェザー級王座は空位になるはずだったが、WBCが計量後に介入。試合を1階級上のWBC世界ライト級暫定王座決定戦として認可するという異例の展開になっていた。
(THE ANSWER編集部)
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