昨秋のドラ1・石塚裕惺が豪州リーグで“変態弾”

　プロ野球・巨人の19歳が異国で放った豪快弾に、ファンから期待の声が止まらない。逆方向にぐんぐん伸びる打球に「これ清原ですね…」「鈴木誠也みたいになりそう」「坂本や」と、古今の名選手になぞらえたコメントが集まっている。

　昨秋のドラフト1位で花咲徳栄高（埼玉）から入団した石塚裕惺内野手は、オフもオーストラリアのウインターリーグを戦うアデレード・ジャイアンツに加わり腕を磨いている。7日のブリスベン戦に「1番・遊撃」で先発すると3点を追う5回、1死一、二塁から外角低めのボールを逆方向に運び、右翼フェンスを越える同点3ランとした。

　試合を配信した「DAZN」がこの場面を公式Xに「南半球で描く夢の弾道　石塚裕惺 アウトコースを逆方向へ　会心の一撃は同点の3ランホームラン」と題して公開すると、X上にはファンからのコメントがあふれた。

「化け物ですか？？」
「右方向に大きく打てたら、これ清原ですね……」
「イメージだけど鈴木誠也みたいになりそう」
「逆方向のスイング覚えたらもう坂本や　来年開幕スタメンある」
「このコースホームランにされたらどうしようもない」
「これは変態ホームラン認定でいいと思う」
「なんやこのバケモノ」

　石塚はプロ1年目の今季、2軍では55試合で打率.327、3本塁打、OPS.891の好成績。9月には1軍昇格を果たしてプロ初安打も記録した。豪州リーグではこれが2本目の本塁打で「完全にアベレージタイプだと思ってたけどトリプルスリー期待できるかもな」「三冠王も狙える超逸材」との声もあった。