ヒーロー・ワールドチャレンジ

　米男子ゴルフの慈善大会、ヒーロー・ワールドチャレンジは現地7日、バハマのアルバニーGC（7449ヤード、パー72）で最終日が行われた。64で回った松山英樹（LEXUS）が通算22アンダーで並んだアレクサンデル・ノレン（スウェーデン）とのプレーオフを制した。10番ホールではショットインイーグルが飛び出し、海外ファンを驚かせた。

　スーパーショットが炸裂した。首位と3打差の3位から出た松山。前半9ホールで5つスコアを伸ばして迎えた10番パー4の2打目、残り116ヤードから放った一打はグリーンへ。ボールはバウンドし、そのままカップイン。松山が珍しくガッツポーズを見せ、会場はどよめき拍手喝采で沸いた。

　PGAツアー公式Xとインスタグラムが、実際の映像を公開。海外ファンの間で反響が広がっていた。

「彼のスイングは本当に美しい。自分も真似したい」
「これを自分の新しいスイングにすることに決めた。2026年はヒデキみたいにスコアを伸ばしていくぞ!!」
「Yes！」
「素晴らしい」
「Wow」
「日曜日にイエローを着たヒデキは、終盤で首位にいるとき本当に怖い存在だ」

　今大会はツアー非公式で、タイガー・ウッズ（米国）が主宰。2016年大会以来の優勝を果たした。今大会の賞金総額は500万ドル（約7億7500万円）。松山には優勝賞金100万ドル（約1億5500万円）が贈られる。