前田健太、“米史上初の独壇場”を米メディアも絶賛「ケンタが投打で支配した」
米大リーグのドジャース・前田健太投手が15日(日本時間16日)、本拠地パドレス戦に先発し、7回途中で12三振を奪い、3安打無失点の快投。今季5勝目をマークした。打ってもチーム全得点となる2点タイムリーを放ち、メジャー初のマルチ安打。魂の決勝打を球団が動画付きで公開し、反響を呼んでいたが、米メディアも「ケンタ・マエダがパドレスを支配した」と投打に渡る独壇場を絶賛している。
「投げて12K&打って全打点」のメジャー初快挙に喝采
米大リーグのドジャース・前田健太投手が15日(日本時間16日)、本拠地パドレス戦に先発し、7回途中で12三振を奪い、3安打無失点の快投。今季5勝目をマークした。打ってもチーム全得点となる2点タイムリーを放ち、メジャー初のマルチ安打。魂の決勝打を球団が動画付きで公開し、反響を呼んでいたが、米メディアも「ケンタ・マエダがパドレスを支配した」と投打に渡る独壇場を絶賛している。
この日、ドジャースタジアムの主役は紛れもなく、前田だった。投げては12奪三振。それもすべて空振りで奪う快投だ。打っても2回の第1打席、2死二、三塁で左腕ストラームが投じた真ん中高めの87マイル(約140キロ)の速球に食らいつき、右翼手、二塁手、一塁手が追っても届かない一塁線の絶妙な位置に打球を落とした。この2点タイムリーがそのまま決勝打となった。
球団公式インスタグラムは塁上で笑みを浮かべる写真とともに、実際のシーンを動画付きで公開。目の当たりにした米ファンは
「最も打てる投手だ」「彼は今夜、一匹狼の戦士だった」などと喝采を上げていたが、米メディアも絶賛している。ロサンゼルス地元紙「オレンジ・カウンティ・レジスター」は「ドジャースのケンタ・マエダがパドレスを投打で支配」と特集した。
記事では「マエダの打撃は投球と同じくらい、際立っていた」と記し、投げても6者連続三振の快投を演じたことを紹介。また、MLB公式ツイッターも「ケンタ・マエダはワンマンショーだった」と報じ、活躍をメジャーファンに届けた。
米データ専門会社「エライアス・スポーツ・ビューロー」公式ツイッターによると、打点が公式記録となった1920年以降、12三振以上を奪い、チームの全得点(2得点以上)を記録したメジャー史上初の投手となったという。投げて打って、前田がMLBの歴史に残る投打の独壇場を演じてみせた。
(THE ANSWER編集部)