オシャキー・フォスターと対戦

　ボクシングのWBC世界フェザー級王者のスティーブン・フルトン（米国）が5日（日本時間6日）、翌日に米テキサス州サンアントニオで予定されていたWBC世界スーパーフェザー級王者のオシャキー・フォスター（米国）戦の前日計量で2ポンド（0.9キロ）の体重超過を犯した。日本のファンからは「何しとんねん！」と失望の声が上がっている。

　フルトンは前日計量で132ポンド（約59.8キロ）。スーパーフェザー級のリミットである130ポンドには届かなかった。米専門誌「ザ・リング」やキューバの専門ポッドキャスト番組「ラ・オラ・デル・ボクセオ」のカルロス・リナレス氏らがXで速報した。

　元WBC＆WBO世界スーパーバンタム級王者だったフルトンは、23年7月に井上尚弥（大橋）に8回TKO負けで王座陥落。その後フェザー級に転向し、WBCタイトルを獲得した。今回は3階級制覇を目指した一戦だったが、自身のミスで叶わぬ夢に。日本のファンからは失望した様子の声が上がった。

「フルトン何しとんねん！」
「えええええええええ」
「スーパーフェザー級の体重作れずとか…マジか…」
「えぇ……」
「ネタ枠に行くのはまだ早いよ？」
「大事な試合でこんなやらかしを……」

　なお米スポーツ専門局「ESPN」によると、この一戦はフルトンの体重超過を受け、WBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチではなく、1階級上のWBC世界ライト級（135ポンド）暫定王座決定戦として実施されることになったという。