「レブロンは記録を犠牲にした」 八村塁を“選んだ”ラストパスに米衝撃「だからこそ史上最高」
米プロバスケットボール(NBA)レイカーズの八村塁が4日(日本時間5日)、敵地ラプターズ戦で大仕事を果たした。同点の最終第4クォーター(Q)、劇的なブザービーター。アシストしたのはレブロン・ジェームズで、自身の偉大な記録を犠牲にし、チームの勝利を呼んだ。

2ケタ得点の連続試合1297でストップ
米プロバスケットボール(NBA)レイカーズの八村塁が4日(日本時間5日)、敵地ラプターズ戦で大仕事を果たした。同点の最終第4クォーター(Q)、劇的なブザービーター。アシストしたのはレブロン・ジェームズで、自身の偉大な記録を犠牲にし、チームの勝利を呼んだ。
第4Qの最終盤。120-120の同点でカウントダウンが進んでいく。
残り4秒を切ってボールを手にしたレブロンは、1秒後に八村塁へパス。八村が冷静に3ポイントシュートを沈めると同時に、試合終了のブザーが鳴り響いた。
この試合、レブロンは8得点にとどまり、2ケタ得点の連続試合が1297で止まった。NBA公式Xは「2007年1月6日から2025年12月1日まで」「毎試合で2桁得点」「レブロン・ジェームズにとって特別な道のりだった」とした。
シュートが決まる可能性が高いのはどちらかを瞬時に判断し、八村に信頼のパス。チームの勝利は自身の記録継続よりも重要だった。
40歳レジェンドの献身は米でも反響が広がった。米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」は、「レブロンは10得点連続記録を犠牲にして勝利に導いた」「なんてことだ」とXで伝えた。
X上の米ファンからも、「この記録が途切れるまでに1297試合を要した。だからこそ、レブロン・ジェームズは史上最高のバスケットボール選手なんだ」「レブロンが最後に試合で10得点を挙げられなかったのは、iPhoneがまだ発売されていなかった頃だ。信じられない」「まさにレブロンらしい終わり方だった。無私無欲。史上最高だ」「レガシーは数字だけで築かれるものではない。こういった瞬間に築かれていく」などの声が寄せられた。
(THE ANSWER編集部)
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