ドレッドの“魔術師”VS世界王者 全英で白熱ラリーにファン感嘆「もっと見ていたかった」
一度のみならず、二度、三度…ブラウンが決めれば、マレーも決め返す
第2セットの第4ゲーム、ブラウンが再び見せる。強烈なフォアショットでマレーをライン際に押し込み、すかさずドロップショット。ストレートを狙った相手のランニングショットもボレーで返すと、最後はマレー会心のダウン・ザ・ライン(サイドラインに沿ったストレートのパッシングショット)をダイビングボレーでネット際にポトリと落とし、攻防を制した。
世界王者のマレーも黙ってはいない。第2セットの第5ゲーム、ブラウンの高速サーブを鋭いリターンで迎え撃つと、相手のショットが甘くなったと見るやサービスライン際に落として揺さぶりをかける。そして、最後は難しいバウンドのボールを、やや体勢を崩しながらラケットに当てた。山なりの弧を描いたボールは相手コートのベースライン上に見事にイン。第1セットで決められたロブショットをやり返し、得点を決められたブラウンも思わずラケットを叩いて敬意を表した。
長髪のドレッドヘアが代名詞のブラウンと、世界ランク1位のマレーが繰り広げた白熱のラリーに、大会公式ツイッターも「マレーvsブラウン ベストポイント」と字幕をつけて動画を投稿。試合はマレーが6-3、6-2、6-2でストレート勝ちを収め、世界王者の貫禄を見せる格好となったが、スーパープレーを連発したブラウンに対して、ファンから絶賛の嵐となっている。