ドレッドの“魔術師”VS世界王者 全英で白熱ラリーにファン感嘆「もっと見ていたかった」
世界トップ選手が巧みな技を繰り出し、観衆を魅了しているウィンブルドン。2回戦でも息をつく間も与えない、まるで「マジック」のようなラリーが飛び出した。大会公式ツイッターが動画付きで紹介し、ファンから「この試合をもっと長く見ていたかった」と感嘆の声が上がっている。
ウィンブルドン2回戦、ブラウンとマレーの“20秒ラリー”に観客「オオ~ッ!」
世界トップ選手が巧みな技を繰り出し、観衆を魅了しているウィンブルドン。2回戦でも息をつく間も与えない、まるで「マジック」のようなラリーが飛び出した。大会公式ツイッターが動画付きで紹介し、ファンから「この試合をもっと長く見ていたかった」と感嘆の声が上がっている。
話題をさらったのは、2回戦のアンディ・マレー(英国)―ダスティン・ブラウン(ドイツ)だった。
第1セットの第6ゲーム、まず魅せたのはブラウンだ。相手のリターンをネット際に絶妙なドロップボレー。これは拾われたが、ネットに当たったコードボールにも冷静に対処し、今度はベースライン際にロブショットを打ち込む。背面ショットで応戦するマレーに対し、ブラウンはスマッシュ、さらには強烈バックハンドを繰り出し、最後は前に出てきていたマレーの頭上を抜くロブショット。決まったのを確信したブラウンは、誇らしげに高々と左手を上げた。
この間、およそ20秒――。客席から何度も「オオ~ッ!」というどよめきがわき上がり、世界ランキング1位のマレー相手に白熱のラリーを制した同97位のブラウンには惜しみない拍手が送られた。
しかも、ふたりによる手に汗握るラリーはこの1回だけでは終わらなかった。