クォリファイングトーナメント第2日

　国内女子プロゴルフJLPGAツアーの来季参戦資格を決めるクォリファイングトーナメント（QT）は3日、茨城県笠間市の宍戸ヒルズカントリークラブ東コース（6418ヤード、パー72）でファイナル第2日を行い、25歳の高橋しずく（白銅）が通算10アンダーで初日に続きトップを守った。

　初日を65で回り、通算7アンダーの首位から出た高橋はこの日も5バーディー2ボギーと好調。スコアを3つ伸ばして通算10アンダーとした。今季はJLPGAツアー2試合に出場したもののともに予選落ち。下部のステップ・アップ・ツアーでも12位が最高だった。

　2位には11月の最終プロテストに合格したばかりの佐田山鈴樺が通算9アンダーでつける。初日は6アンダーの2位タイ。この日も4バーディー1ボギーの69で回り、高橋にくらいついている。

　その他、通算2勝の山内日菜子は6オーバーの101位、通算1勝の吉本ひかるは5オーバー97位、同じく通算1勝のリ・ハナは4オーバー95位と苦戦している。

　4日間のQTファイナルステージも折り返し。ファーストステージからの進出者に加え、今季のシード選手で翌年のシード喪失者、「大王製紙エリエールレディスオープン」終了時点のメルセデス・ランキング56～70位までの選手、ステップ・アップ・ツアー優勝者、プロテスト1位合格者など104人が出場。最終順位によって第1回リランキングまでの出場資格が決定する。