リングマガジンバンタム級ベルト授与

　ボクシングの前WBC＆IBF世界バンタム級王者の中谷潤人（M.T）に名誉あるプレゼントが贈られた。驚きの表情で受け取り、ファンから喝采を浴びている。

　権威ある米専門誌「ザ・リング」の編集長ダグラス・フィッシャー氏から贈られたのは、同誌の世界バンタム級王座ベルトだった。知らされていなかったのか、ジムでトレーニングしていた様子の中谷は驚きとともに満面の笑みを浮かべた。フィッシャー氏は、バンタム級でこのベルトを手にするのは、同誌102年の歴史で中谷が4人目の日本人だと説明。周囲からは拍手が起きた。

　同誌公式Xが実際の動画を公開。中谷の嬉しそうな姿に国内外のファンからは、「これはとてもクールだね。彼はクリスマスの日の子どもみたいだ」「相応しい」「ベルトが似合うよ」「朝から嬉しい!!　中谷潤人選手の写真が入ってる！」「すっかり世界のNakataniになりました」などと反響が寄せられた。

　中谷は9月にWBC＆IBF世界バンタム級の2本のベルトを返上。12月27日、サウジアラビアのリヤドで、スーパーバンタム級転向初戦としてWBC世界同級9位のセバスチャン・へルナンデス（メキシコ）と対戦する。その先には、来年5月に予定される世界同級4団体統一王者・井上尚弥（大橋）とのビッグマッチを見据えている。