「全く言語道断なこと」 日本代表も襲われた“事件”を英メディア批判、罰金&入場禁止処分も
海外サッカー、オランダ1部エールディビジで起きた“事件”に衝撃が広がっている。熱狂的なサポーターによる花火、発煙筒を発端に大混乱。ピッチに火花が飛び散るほどの危険な事態になったため試合は中止に。ホーム戦主催クラブは遺憾の声明を発した。

サッカーオランダ1部リーグ
海外サッカー、オランダ1部エールディビジで起きた“事件”に衝撃が広がっている。熱狂的なサポーターによる花火、発煙筒を発端に大混乱。ピッチに火花が飛び散るほどの危険な事態になったため試合は中止に。ホーム戦主催クラブは遺憾の声明を発した。
騒動が発生したのは、現地11月30日に行われたアヤックス―フローニンゲン戦。アヤックスの日本代表DF板倉滉がスタメン出場していた一戦で、本拠地側だったアヤックスのゴール裏サポーターが大量の花火や発煙筒を続々と点火。煙が充満するとともに、ピッチへ火花が飛び散った。
英公共放送「BBC」によると、バス・ニーハウス主審は試合開始から5分以内に選手たちをピッチから退かせ、45分後に試合再開を試みたがさらなる花火の騒動に見舞われ、正式に試合を中止したという。
BBCの記事では、事態を重く見たアヤックスの声明を紹介。「アヤックスは、今夜スタジアムで起こった出来事を全く言語道断なことだと考えている。我々はこの不正行為とは断固として距離を置きます。花火はスタジアムで行われるべきではありません」と非難の声を上げた。
また、王立オランダサッカー協会の声明文も紹介。リーグ側は懲戒調査を行うとし、「犯人が特定された場合、適切な措置を講じます」と表明。記事は「花火を打ち上げたと発覚したサポーターは、400ポンド(450ユーロ/約8万円)の罰金に加え、18か月から60か月のスタジアム入場禁止処分を受ける可能性がある」とも伝えた。
なお、試合は12月2日に無観客試合で再開される予定となっている。
(THE ANSWER編集部)
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