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「咄嗟に日本語出せるのか…」 外国人Jから出た一言に競馬ファン驚き、危険でも「優しい」

 中央競馬のG1・ジャパンカップ(芝2400メートル)が11月30日、東京競馬場で行われ、4番人気のフランス馬・カランダガン(セン4、グラファール)が20年ぶりとなる外国馬Vを飾った。勝ちタイムは2分20秒3のレコード。レース後、5着だったジャスティンパレス(牡6、杉山晴)のジョッキーカメラから聞こえた、クリスチャン・デムーロ騎手の日本語が話題になっている。

G1・ジャパンカップ、カランダガンが優勝した【写真:産経新聞社】
G1・ジャパンカップ、カランダガンが優勝した【写真:産経新聞社】

ジャパンカップ

 中央競馬のG1・ジャパンカップ(芝2400メートル)が11月30日、東京競馬場で行われ、4番人気のフランス馬・カランダガン(セン4、グラファール)が20年ぶりとなる外国馬Vを飾った。勝ちタイムは2分20秒3のレコード。レース後、5着だったジャスティンパレス(牡6、杉山晴)のジョッキーカメラから聞こえた、クリスチャン・デムーロ騎手の日本語が話題になっている。

 ジョッキーカメラが捉えたのは、スタート直後の混戦。ジャパンカップの1コーナーはポジションの取り合いで馬群が凝縮する。最内を進むジャスティンパレスだったが、外から多くの馬が内に切れ込み、影響を受けた松山弘平騎乗のディープモンスター(牡7、池江)と接触しかけた。するとデムーロが咄嗟に「アブナイ! コーヘイ!」と叫んだ。

 騎手間では注意喚起を込めて声かけするシーンはよく見受けられるが、普段はフランスを拠点に活躍しているデムーロ。短期免許で来日しているにもかかわらず、さらっと日本語を発していた。

 JRAはレース後、YouTubeの公式チャンネルでジャスティンパレスに騎乗したデムーロのジョッキーカメラを公開。発した日本語にファンから驚きが漏れた。

「咄嗟に日本語が出せるのか…冷静なのか…」
「普通に分かりやすくて優しい日本語言ってた」
「デムーロ弟さん、日本語上手いんだなぁ」
「そりゃ兄貴がイタリア系関西人だし日本語上手くなるで」

 クリスチャン・デムーロは1992年イタリア生まれで2009年デビュー。今年のフランスリーディングは1位だった。過去にも短期免許で複数回来日しており、2013年桜花賞のアユサン、2024年エリザベス女王杯のスタニングローズなど、JRA・G1は5勝している。兄はJRAで通算1329勝のミルコ・デムーロ。

(THE ANSWER編集部)

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