大谷1014億円契約はすでに回収 そして…「予想してなかった」 異次元の経済効果をLA実況指摘
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は2年連続でワールドシリーズ(WS)を制し、3年連続4度目のMVPを受賞するなど充実のシーズンを送った。2023年に結んだ10年総額7億ドル(約1014億円=当時)の契約金はすでに全額を回収していると報じられているが、米地元局の実況アナウンサーは、「オオタニ経済」という言葉を用い、その異次元の価値を語っている。

「スポーツネット・ロサンゼルス」の実況ティム・ネベレット氏
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は2年連続でワールドシリーズ(WS)を制し、3年連続4度目のMVPを受賞するなど充実のシーズンを送った。2023年に結んだ10年総額7億ドル(約1014億円=当時)の契約金はすでに全額を回収していると報じられているが、米地元局の実況アナウンサーは、「オオタニ経済」という言葉を用い、その異次元の価値を語っている。
ドジャース傘下の情報を扱うサイト「ドジャース・デイリー」のYouTubeチャンネルが28日までに、米カリフォルニア州地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の実況ティム・ネベレット氏が出演した動画を公開。同氏は大谷の契約について「まあ、ショウヘイ・オオタニは一人しかいないからね。そして、どうやらドジャースは彼と素晴らしい契約を結んだようだ」と、金額に見合う以上の価値があるとの見解を示した。
ネベレット氏は、大谷の経済効果について独自の表現でこう語った。「私は『オオタニ経済』と呼んでいるんだ。オオタニがドジャースのユニホームを着ることで得た収入は、彼らも予想していなかったほどだと思う。ロサンゼルスのオオタニ経済は好調で急成長していて、すぐに止まることはない」。巨額投資を補って余りある収益が、球団にもたらされていると指摘した。
さらに、「ドジャースは他のチームより有利だが、それは銀行にどれだけの資金があるかではなく、世界最高の選手を抱え、日本、アジア、世界、そしてアメリカの野球ファンから注目されているからだ」と力説。資金力だけでなく、大谷という世界的なアイコンを擁することによるブランド価値の向上や、ファンの熱狂も強みであるとした。
大谷はドジャースで2年連続リーグMVPを獲得。「私たちは、こんなストーリーを語ることができて幸運だ。彼のすべてを記録に残すことができて幸運だ」と感慨を吐露。「私が今まで観た中で、そしておそらくこれからも観るであろう中で最も素晴らしい試合は、2024年シーズン終盤のマイアミでの50/50の試合だと今でも言える。あの試合での彼の活躍には、今でも唖然としている。本当に信じられない」と振り返った。
(THE ANSWER編集部)
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