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レンドン引退なら「エ軍にとっていいこと」 元同僚が若手への悪影響懸念「彼から学ぶ可能性」

米大リーグ・エンゼルスのアンソニー・レンドン内野手が、2026年の契約をバイアウトし、引退を検討していると26日(日本時間27日)、米メディアが報じた。来年は2019年12月に結んだ7年2億4500万ドル(約382億4000万円)契約の最終年となるが、ここまでは負傷続きで期待外れの成績。元エンゼルスのケビン・ピラー氏は、レンドンについて野球専門ポッドキャスト番組で私見を述べた。

エンゼルスのアンソニー・レンドン【写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ】
エンゼルスのアンソニー・レンドン【写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ】

野球専門ポッドキャスト番組に出演したケビン・ピラー氏

 米大リーグ・エンゼルスのアンソニー・レンドン内野手が、2026年の契約をバイアウトし、引退を検討していると26日(日本時間27日)、米メディアが報じた。来年は2019年12月に結んだ7年2億4500万ドル(約382億4000万円)契約の最終年となるが、ここまでは負傷続きで期待外れの成績。元エンゼルスのケビン・ピラー氏は、レンドンについて野球専門ポッドキャスト番組で私見を述べた。

 レンドンは2019年ナショナルズで打率.319、34本塁打、126打点、OPS1.010をマークし、ワールドシリーズ制覇に貢献。オフにエンゼルスと大型契約を結んだが、その後は怪我に悩まされ、6年間でわずか257試合出場。打率.242、22本塁打、125打点、OPS.717。今季も股関節を手術した影響でシーズンを全休した。

 2024年シーズン序盤にエンゼルスに加入し、今季現役を引退したピラー氏は26日(同27日)、野球専門ポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」に出演。レンドンの引退検討報道について口を開いた。

「彼(レンドン)がチームに復帰したら、どんな選手になるのか? そもそもチームにいたいと思っているのか? どんな仕事ぶりをするのか? エンゼルスはチームのカルチャーを少し変えようとしている。若いカート・スズキ監督を連れてきたが、初めての監督就任でこういう問題に直面するのは嫌だったのだろう。遅すぎたんだ。エンゼルスにとっては良いことだ」

 同氏は「春季トレーニングに彼が参加するかについて対処する必要がないということは、若い選手の一部に影響を与えるかもしれない」と指摘。「一生懸命に練習しなかったり、ゴロを処理しなかったり、特定のことをしなかったり、ネガティブな形で彼から学ぶ可能性があるということだ」と続けた。レンドンの練習姿勢が周囲に悪影響を与えかねないとの指摘だ。

 エンゼルスにはレンドン以外にも契約がうまくいかなかった過去があるとし、「願わくば、これは彼らが前進できる機会であり、将来的に何人かの選手と長期契約を結ぶことに関して、躊躇しないようになってほしい」と話した。

(THE ANSWER編集部)



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