「ボクシングより目が行く」 天心戦、一見無関係なロゴ掲出が話題「なんで?」
ボクシングのWBC世界バンタム級王座決定戦12回戦が24日、江東区のTOYOTA ARENA TOKYOで行われ、同級2位・井上拓真(大橋)が同級1位・那須川天心(帝拳)に3-0(116-112×2、117-111)の判定勝ち。約13か月ぶりの再起戦で王座返り咲きに成功した。日本のボクシングファンが注目したこの一戦。リング上で発見された意外なロゴがネット上でも話題になった。

WBC世界バンタム級王座決定戦
ボクシングのWBC世界バンタム級王座決定戦12回戦が24日、江東区のTOYOTA ARENA TOKYOで行われ、同級2位・井上拓真(大橋)が同級1位・那須川天心(帝拳)に3-0(116-112×2、117-111)の判定勝ち。約13か月ぶりの再起戦で王座返り咲きに成功した。日本のボクシングファンが注目したこの一戦。リング上で発見された意外なロゴがネット上でも話題になった。
ニュートラルコーナーとリングマットに、青い鳥があしらわれたチームロゴがあった。米大リーグでカナダ・トロントを本拠地とするブルージェイズのものだった。ワールドシリーズ(WS)では大谷翔平投手、山本由伸投手、佐々木朗希投手を擁するドジャースと死闘を繰り広げ、3勝4敗で惜しくも世界一には届かなかったものの、日本のファンに鮮烈な印象を残した。
日本で開催されるボクシング興行。しかもメインは日本人同士で、一見無関係にも思える掲出。それだけにX上の視聴者は「ブルージェイズが日本人選手の試合のボクシングに協賛してるの素敵」「ボクシングよりそっちに目がいく」「何でボクシングでブルージェイズが広告出してるんだろ?」「ブルージェイズがボクシングのスポンサーなのなんで?」「ロゴがすごい気になる」などと興味津々だった。
ブルージェイズはこの興行に協賛。異なる開催国かつ、異なる競技にプロスポーツチームが協賛するのは極めて異例といえる。前日計量が行われた23日、同球団の環太平洋ディレクター・佐藤英明氏は「今回ワールドシリーズを含めて、日本の皆さんにドジャース、ブルージェイズを見ていただいたという声を聞いた。トロントという街、ブルージェイズというチームに少しでも興味を持っていただければと思います」と語っていた。
また同球団のフロント入りしている加藤豪将氏はXで「ワールドシリーズでは日本のみなさんにすごく大きな声援をいただきました。少しでも恩返しがしたくて、今回のイベントをサポートしています。常にトップを目指して戦い続けるという、僕たちと同じ価値観を持つ日本人アスリート二人を応援できるのは本当に嬉しいです」と記している。
(THE ANSWER編集部)
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