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元CY賞左腕が絶賛した守護神・佐々木朗希「落ち込んだのを知ってるから…」 同じ過去を経験

米大リーグ、ドジャースの佐々木朗希投手は今季、肩を痛めて負傷者リストに入ったもののシーズン終盤にリリーフとして復活。ポストシーズンでは9試合で3セーブ、防御率0.84と大活躍した。このパフォーマンスを、同じ道を歩いた先輩が絶賛している。通算157勝を挙げ、レイズ時代の2012年には20勝を挙げてサイ・ヤング賞にも輝いたデビッド・プライス氏だ。

ドジャースの佐々木朗希【写真:ロイター】
ドジャースの佐々木朗希【写真:ロイター】

通算157勝のプライス氏、経験をもとに「大きな意味を持つだろう」

 米大リーグ、ドジャースの佐々木朗希投手は今季、肩を痛めて負傷者リストに入ったもののシーズン終盤にリリーフとして復活。ポストシーズンでは9試合で3セーブ、防御率0.84と大活躍した。このパフォーマンスを、同じ道を歩いた先輩が絶賛している。通算157勝を挙げ、レイズ時代の2012年には20勝を挙げてサイ・ヤング賞にも輝いたデビッド・プライス氏だ。

 プライス氏はレイズでメジャーデビューした2008年、ポストシーズンの登板は5試合全てリリーフで1勝1セーブ、防御率1.59を残した。チームもフィリーズとのワールドシリーズにまで進出し、翌年からは先発として活躍した。今回は米MLB専門放送局「MLBネットワーク」の番組「ホット・ストーブ」に登場。同局の公式Xがインタビューを公開している。

「あなたは、大リーグの舞台に足を踏み入れ、タンパ(レイズ)でクローザーを務めた。今、ロウキ・ササキは同じようなことをしている。ブルペンでの経験はどれだけ役に立ったか。若い投手にとってあれは正しい道だったのか」という質問に自身の経験として「あの若さでプレーオフを少しでも経験できたことは、本当に大きなことだった」と答えている。

 当時、プライス氏は大卒1年目の23歳。現在24歳の佐々木と1歳しか変わらない。今季の佐々木について「クラブハウスの一員として、みんなと一緒にフィールドに出て、大きなアウトをいくつか記録した。それがロウキのやり遂げたことだ」と高く評価する。

 さらに「シーズン序盤は期待していたような結果が出せず、落ち込んでいたのを知っているから、これは彼の自信を大きく高めることになるだろう。立ち直り、マイナーリーグに行き、色々なことを学び、健康を取り戻して、プレーオフでドジャースにとって大きなアウトをいくつか記録できたことは、彼にとって大きな意味を持つだろう」。ドジャースOBでもあるプライス氏は、同じ道を歩いた後輩を温かく見守っている。

(THE ANSWER編集部)


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