メジャー最強左腕も山本由伸を絶賛「とてつもなかった」 連投より「感銘を受けた」ことは
米大リーグ、ドジャースの山本由伸投手への称賛が止まらない。今回声を上げたのは、2年連続でア・リーグのサイ・ヤング賞に輝いたタリク・スクーバル投手(タイガース)だ。山本のワールドシリーズでの投球に「とてつもなかった」「ただ2日連続で投げただけではない」と驚きの声を上げた。

タイガースのスクーバル、ワールドシリーズ連投の由伸を語る
米大リーグ、ドジャースの山本由伸投手への称賛が止まらない。今回声を上げたのは、2年連続でア・リーグのサイ・ヤング賞に輝いたタリク・スクーバル投手(タイガース)だ。山本のワールドシリーズでの投球に「とてつもなかった」「ただ2日連続で投げただけではない」と驚きの声を上げた。
スクーバルは米野球専門ポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」に出演。公式YouTubeの動画で「ワールドシリーズは見た?」という質問に「ああ、見たよ」と即答した。山本が第6戦に先発して6回1失点で勝ち投手となったあと、第7戦にリリーフで連投したのをどう見ていたのか。
「彼がやったことは……ただ2日連続で投げただけでなく、彼のポストシーズン全体におけるパフォーマンス、投球はとてつもなかった。彼なしではワールドシリーズは優勝できなかっただろう」
自身も、ガーディアンズとのワイルドカードシリーズで第1戦に先発。8回途中まで1失点、14奪三振の快投を披露した。その後シリーズ突破がかかった第3戦にも投げる準備はできていたのだという。その過程をもとに「僕は『必要なら投げるよ』という感じだった。彼(山本)の立場になって考えると、できる限りのことをしたいと投げることを望むよ」と、連投を志願した山本の行動にも理解を示す。
さらに「感銘を受けたのは、2日連続で投げたことだけではない」という。「彼のボールは前日と同じくらい良かったんだ。もし僕が100球投げたら、次の日は97~100マイル(約156~161キロ)を出せるかは分からない。多分92~94マイル(約148~153キロ)だろう」と、自らの“限界”を口にしたうえで「でも彼は95~98マイル(約153~158キロ)を投げて、スプリットも素晴らしかった。あれは本当に印象的だったね」と山本の投げたボールに驚く。
スクーバルは昨季、18勝、228奪三振、防御率2.39、勝率.818がいずれもリーグトップという大活躍で初のサイ・ヤング賞に輝き、今季も13勝6敗、リーグトップの防御率2.21という好成績で2年連続の栄冠を手にした。球界最強左腕と言える存在だ。
(THE ANSWER編集部)
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