はしゃぐロハスと大谷…佐々木にかけられた「サイコー」の声

　米大リーグ、ドジャースの新たに発掘されたロッカー映像が話題を集めている。満面の笑みで佐々木朗希投手に近づくのはベテランのミゲル・ロハス内野手。ハイタッチしながら「サイコー」と日本語で叫ぶ姿に「本当に心温まる」との声が寄せられた。

　中継には映らない光景が、世界のファンを驚かせた。佐々木が好投した試合後なのか、ドジャースの選手ロッカーでロハスは佐々木に向かって「レッツゴー、ロウキ。サイコー！！！」と日本語交じりの声をかけノリノリだ。その後ろには興奮気味に声を上げる大谷の姿もある。

　米専門メディア「ドジャース・ネーション」公式インスタグラムに「ドジャースには、言葉で言い表せないほど特別な絆がある」と題して公開した。ファンからの賛辞が並んだ。

「これが我々が優勝した理由だ」
「本当に心温まるな！」
「ミギーがこの若者の面倒を見ていたのは明らかだ」
「彼がもう1年残るという朗報が聞きたい」
「ロウキにとってロハスが兄のような存在になっている」
「彼と再契約しろ」

　オフにFAとなったロハスとの再契約を望む声が並ぶ中、「ドジャース・ネーション」も公式Xに「この動画でミゲル・ロハスがロウキ・ササキのためにどれほど喜んでいたかを見てほしい。彼以上に第7戦のホームランに値した人物はいない」とつづり、ロッカーのこのような雰囲気がワールドシリーズ第7戦、9回の同点弾とその後の世界一につながったとしている。