岡本和真はヤンキース補強の「理にかなう」「村上はフィットしない」 米メディアが分析する根拠
ポスティングシステムを利用しての大リーグ移籍を目指している岡本和真内野手が20日(日本時間21日)、大リーグ球団に対して交渉可能な選手として公示されたと米メディアが伝えている。さらに、ヤンキースの補強対象としては村上宗隆内野手よりもふさわしいとの声が上がっている。

岡本のポスティング手続きで米メディアも関心
ポスティングシステムを利用しての大リーグ移籍を目指している岡本和真内野手が20日(日本時間21日)、大リーグ球団に対して交渉可能な選手として公示されたと米メディアが伝えている。さらに、ヤンキースの補強対象としては村上宗隆内野手よりもふさわしいとの声が上がっている。
このオフ、日本からは岡本と村上という左右の大砲がポスティングされたことになるが、この2人の違いについて米専門局「MLBネットワーク」のジョン・モロシ記者は「ムラカミが真のスラッガーであるのに対し、オカモトはより万能型な選手」だと評している。通算320発のビニー・カスティーヤに例え「広角に打ち分ける技術があり、非常に優れた打撃技術を持つ選手」として、タイガースなどがフィットするのではないかと予想している。
また米メディア「スポーティング・ニュース」では「日本の天才打者、ムネタカ・ムラカミとカズマ・オカモトのFAに関するヤンキースの最新情報」という記事で、ヤンキースが村上よりも岡本を選ぶのではと主張している。
同メディアのダン・トレイシー記者が「ムラカミは今冬のマーケットにおける最大の目玉だが、守備に難があり長期的には指名打者で起用しなければならず、ヤンキースにはフィットしないだろう」と指摘。「昨季、打低リーグで.322(1、2軍通算=1軍では.327)の打率を残した29歳のカズマ・オカモトの方がより安く、理にかなった選択肢になるだろう」とした。
モロシ記者の話にもある「万能性」や内野守備につけるのが大きな理由で「オカモトは少なくとも一塁で(ベン・)ライスとプラトーンシステムで起用できるし、代役を務めることもできる。さらに(ライアン・)マクマホンが出場しない時は三塁を守ることもできる」としている。
岡本の米大リーグ球団との交渉期限は、日本時間で1月5日の午前7時までとなっている。
(THE ANSWER編集部)
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