NPBで「失敗した選手」が韓国で“別人”に覚醒 衝撃の投手4冠…メディアも「以前と全く違う」
ML Bで通算1勝、NPBでも3年間で10勝に終わった投手が、今季韓国プロ野球でMVP候補に挙がる大活躍を見せた。日本ハムと楽天でプレーしたコディ・ポンセ投手はハンファで投手4冠に輝く大活躍。24日のシーズンMVP発表を前に、韓国メディアからは変化を指摘する声が次々に上がっている。

元日本ハム、楽天のポンセは韓国で投手4冠…その理由とは
ML Bで通算1勝、NPBでも3年間で10勝に終わった投手が、今季韓国プロ野球でMVP候補に挙がる大活躍を見せた。日本ハムと楽天でプレーしたコディ・ポンセ投手はハンファで投手4冠に輝く大活躍。24日のシーズンMVP発表を前に、韓国メディアからは変化を指摘する声が次々に上がっている。
今季ポンセは29試合で17勝を挙げ、負けはわずかに1つで勝率.944。さらに防御率1.89、韓国プロ野球記録となるシーズン252奪三振もトップで投手4冠に輝いた。これは1999年のク・デソン(ハンファ=元オリックス)らに続く史上3人目という快挙だった。
日本の沢村賞に相当する「チェ・ドンウォン賞」を受賞。大手紙「東亜日報」は「ポンセの韓国ドリーム…やるべきこと全てを成し遂げた」という見出しで、この偉業をたたえた。ポンセは夫人が6日に韓国で女児を出産したため、11日の表彰式に参加できた。ただ来季は大リーグに復帰するのではという見方が大勢を占めており、記事も「韓国でスーパースターに生まれ変わったポンセは、少なくとも2年2200万ドル(約34億6000万円)以上のメジャー契約を獲得すると見込まれている」と韓米での見方を紹介した。
また、ポンセが変身できた理由については韓国メディア「SPOTV NEWS」が「別の投手になった…ポンセを見てML Bが驚いた理由 韓国での年俸の10倍以上を稼ぐか」という記事で紹介している。
「大リーグの基準では『失敗した選手』ですでに評価は終わっていたが、今年の変化が大リーグの関心を集めた」とし、あるスカウトの言葉として「以前と全く違う投手になった」との言葉を紹介している。
球速が上がったこと、中指を立てて投げるキックチェンジアップを覚えたこと、カーブの動きが良くなったことを技術的な変化として挙げ「日本でプレーしていた昨季から変化が始まっていたという評価だが、韓国では安定した出場機会で“2軍行き”のストレスから抜け出し、光を放ったと分析されている」と精神的な変化も指摘した。
(THE ANSWER編集部)
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