米国と「全然違う…」 ド軍選手が仰天した日本の食事 ハマった216円のお菓子「20袋買ったよ」
米大リーグのドジャースは2年連続でワールドシリーズ制覇を達成した。東京からスタートした今季。快挙のシーズンで生まれた名珍場面を振り返る。3月は東京ドームでカブスとの東京シリーズを戦った。来日した選手たちはグラウンド外でも日本を満喫していた。

来日したドジャースの選手たちが満喫した日本
米大リーグのドジャースは2年連続でワールドシリーズ制覇を達成した。東京からスタートした今季。快挙のシーズンで生まれた名珍場面を振り返る。3月は東京ドームでカブスとの東京シリーズを戦った。来日した選手たちはグラウンド外でも日本を満喫していた。
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○驚いたパンの美味しさ
3月15日に行われた巨人とのプレシーズンゲーム。米カリフォルニア州地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」中継にベンチから出演したアンソニー・バンダは、「今のところ一番驚いたのは、パンが全然違うことだ。今朝トーストを食べたんだけど、『とんでもなく美味しいな』ってビックリしたよ」熱弁。質問したレポーターも大笑いしていた。
バンダはオフにはチームメートと築地市場を楽しむ姿も球団公式Xで公開されており、「とにかく、食事は美味しいし、街は綺麗。人々も優しいし、全てがスペシャルだ。観光客がここを好きになる理由が分かるね」と東京が気に入った様子だった。
○将来的な日本でのプレーにも興味
同16日、阪神とのプレシーズンゲーム後に取材に応じたタイラー・グラスノーは、来日わずか4日間で「大好きだよ。本当にすごくクールな場所だね。食べ物は素晴らしいし、人々も親切だ」と日本の魅力を語った。
さらに、日本の野球環境について「みんな野球が大好きだから、僕にとっては最高だね。年を取ったら、ここでプレーするのもいいかもしれない」と日本でのプレーにも興味。この試合後には阪神の先発・才木浩人とカーブボールの握りについて2分ほど会話していた。
○フリーマンが苦手な寿司ネタに挑戦
日本人3選手の主催で行われたチームディナーでは、日本食が振る舞われた。この食事会で、大谷翔平がインスタグラムに投稿した動画では、フレディ・フリーマンにウニの寿司が運ばれ、苦笑いで頭を抱える様子が映されていた。どうやらウニが苦手な様子だったが、フリーマンは意を決して「よし、挑戦するぞ!」と宣言した。
こわばった表情でもぐもぐとウニを味わった後、「あれ、そんなに悪くないね」と満足げな笑みを浮かべ、周囲から拍手喝采が起こった。動画には大谷とみられる笑い声も入っており、フリーマンの“食わず嫌い”克服に一役買ったようだった。
○「スッパイマン」の虜に
カブスとの開幕シリーズで登板したタナー・スコットは、19日の試合前取材で「日本で一番好きな食べ物」を聞かれ、「スッパイマン! 大好きで20袋くらい買ったよ」とスマートフォンに保存した写真を見せてくれた。沖縄県に本社を置く上間菓子店が販売する梅キャンディー「スッパイマン」は、乾燥梅の酸っぱさとべっこう飴の甘さがマッチした甘酸っぱさが特徴だ。
4年総額7200万ドル(約107億5600万円)の大型契約を結んだスコット。日本で見つけたお気に入りのお菓子は216円(税込み)と庶民的だった。スコットは他にも、1歳半の息子のためのポケモンカードや、任天堂のゲームボーイカラーなどたくさんのお土産を抱えて米国へ戻っていった。
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ドジャースはカブスとの東京シリーズに2連勝。大谷も1号を放つなど多くのファンを魅了した。
(THE ANSWER編集部)
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