元F1ドライバーがAIマシンに“敗北”の衝撃 「驚異的なタイムを記録」劇的な進化に驚き隠せず
クビアトはAIマシンに衝撃
記事では「去年とは昼と夜ほどの違いだ」と語ったというクビアトの談話を紹介。「去年よりずっと差が小さかった。これこそ、過去数年間でA2RLが成し遂げた進歩を確認できる最も重要なポイントだ」と、AIの恐るべき進化スピードに驚きを見せている。
クビアトは、AIマシンについて「ブレーキのタイミングはかなり遅めで、正確だ。タイヤのスライドなど一部の領域ではまだAIに不足が感じられるが、量子力学の領域にも踏み込み始めている」と評価。「温度が1度変わるごとに、マシンの動きやエアロダイナミクスなどが変化し始める」という対応力にも舌を巻き、「かつてSFと思われていたことが現実となり、今このような話ができること自体が非常に素晴らしいよ」と称賛している。
一方で「僕は昔からこの種の技術の大ファンだ。未来はここにある。細部に踏み込めば踏み込むほど難しくなり、最後の数十分の1秒を縮めるのは常に困難を極める」と、ドライバーとしてここから更にタイムを縮める困難さにも言及。「エンジニアがさらに細かい部分を発見するためには、より多くの技術的な作業が必要になる」と、“人類vsAI”の未来に対して展望を述べていた。
(THE ANSWER編集部)
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