ド軍FAの36歳が言葉詰まらせ「ごめん、今は…」 涙腺が決壊寸前になったワケ「泣かせようと…」
米大リーグのドジャースはブルージェイズとのワールドシリーズ(WS)を4勝3敗で制し、2年連続の世界一に輝いた。第7戦の9回に値千金の同点本塁打を放ったミゲル・ロハス内野手(WS後にフリーエージェント)は、劇的弾のアートに涙腺が決壊寸前となった。

ワールドシリーズ第7戦で値千金の同点弾
米大リーグのドジャースはブルージェイズとのワールドシリーズ(WS)を4勝3敗で制し、2年連続の世界一に輝いた。第7戦の9回に値千金の同点本塁打を放ったミゲル・ロハス内野手(WS後にフリーエージェント)は、劇的弾のアートに涙腺が決壊寸前となった。
ロハスはWS第7戦で1点を追う9回2死から、起死回生の同点弾を放った。このシーンでチームメートが本塁付近で出迎える写真を元にしたアートを見ると、目を潤ませた。
米カリフォルニア州地元ラジオ局「ESPN LA」公式Xが日本時間18日に動画を公開。
アートを覆っていたカバーが外されると歓声が上がる。同局の番組に出演していた解説者のオーレル・ハーシュハイザー氏は、「ミギー(ロハス)の表情を僕が説明するよ。彼は今にも泣きそうだね」と話した。
芸術家のデーブ・ホーブレヒト氏が出がけたアート。番組ホストのトラビス・ロジャース氏から「ミギー、これを見て何を感じる?」と問われると、ロハスは「ごめん、ちょっと今は話せない」というのが精いっぱいだった。
背景には肩を落とすブルージェイズファンの姿もある。「それが一番クールな部分だったと思うよ」としたロハスは、「この中で唯一変えたいものがあるとすれば、これをドジャー・スタジアムで打つってことだ。みんなの前でね、絶対に。でも、あそこの観客が総立ちになって、自分たちが勝ったと思った瞬間に、球場全体を静まり返らせることができたのは、かなりクールだったよ。たった一振りのバットでね」と当時を振り返った。
ロジャース氏が「素晴らしい、美しい作品だ、デーブ」とホーブレヒト氏を称えると、ロハスは「君たち、僕を泣かせようとしてるでしょ。今日、何回僕を泣かせるつもりなんだい?」と話していた。
世界一に貢献した36歳。オフにフリーエージェントとなったが、地元カリフォルニア州で開催されたサイン会の動画を米専門メディア「ドジャーブルー」が公開すると、ファンから「お願いドジャース、2026年も彼と再契約して」「我々はみんな君のことを愛しているよ、ミギー!」などの声が寄せられていた。
(THE ANSWER編集部)
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