侍J戦で9回同点弾の韓国23歳、来日翌日に祖父を亡くしていた 会見で涙こらえ…「最後の打席で送ることができたと思う」
野球の韓国代表は16日、東京ドームで行われた強化試合「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本vs韓国」の第2戦で7-7引き分けとなった。15日の第1戦は4-11で大敗していたが、この日は9回に同点に追いつく意地を見せた。

ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本vs韓国
野球の韓国代表は16日、東京ドームで行われた強化試合「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本vs韓国」の第2戦で7-7引き分けとなった。15日の第1戦は4-11で大敗していたが、この日は9回に同点に追いつく意地を見せた。
1点ビハインドの9回2死から値千金の同点弾を放ったのは、キム・ジュウォンだった。大勢(巨人)から右翼スタンドに叩き込み、韓国の日本戦11連敗を阻止した。
23歳のキム・ジュウォンは試合後の会見で、来日翌日に祖父の死去を知らされたと明かした。祖父に関する質問に対し、涙をこらえるように水を飲み、約1分ほど無言。その後も涙を抑えきれず、リュ・ジヒョン監督が「もう少ししてからお答えします」とフォローする事態となった。
その約4分後、涙をこらえながら口を開いた。両親からは「今の試合に集中しろ」と言われ、侍ジャパンとの2試合に臨んでいたという。
「祖父を直接見送ることができなかったので、プレーに対して祖父を送りたいという思いがあった。今回の試合は自分の持てるものを全て注ぐ、そういった思いで臨んだ」とし、「最後の打席でいい結果を出せて、祖父をきちんと送ることができたのではないかと思う」と振り返った。
(THE ANSWER編集部)
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