ド軍ロバーツ監督が本音「正直、怖かった」 由伸準備、カーショー起用の秘策もあった舞台裏
米大リーグ、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が、「ABEMA」のインタビュー企画「おはようロバーツ ワールドシリーズ舞台裏SP」に出演した。ブルージェイズとのワールドシリーズ(WS)を通算4勝3敗で制し、チームは2年連続世界一に。シリーズMVPを獲得した山本由伸投手の秘話を明かした。

ABEMAの「おはようロバーツ」に出演
米大リーグ、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が、「ABEMA」のインタビュー企画「おはようロバーツ ワールドシリーズ舞台裏SP」に出演した。ブルージェイズとのワールドシリーズ(WS)を通算4勝3敗で制し、チームは2年連続世界一に。シリーズMVPを獲得した山本由伸投手の秘話を明かした。
山本はWS第2戦で9回1失点完投勝利。中1日で迎えた第3戦は延長戦に突入し、終わりの見えない大死闘となった。18回にブルペンで準備する山本が大きな話題となった。
ロバーツ監督は「ヨシノブは野手のロハスに投げさせたくなくて自分が投げると言った」と明かした。「本当にいけるのか?」と問うと、「いけます」という答えが返ってきたが、「正直、怖かったよ。中1日だったからね」と指揮官は当時の胸の内を明かした。
18回サヨナラ勝ちとなったため、第3戦で山本の出番はなし。だが、6回1失点で勝利投手となった第6戦の翌日、第7戦でまたマウンドに上がった。
第6戦の後、ロバーツ監督は山本に「第7戦で投げられるよう君を準備させる」と伝えた。専属トレーナーらの尽力で心身を整え、9回の大ピンチに中0日で登場。延長11回まで投げ切って胴上げ投手になった。試合がさらに続いた場合、「カーショーが山本の後に投げる予定だった」と秘策もあったことを明かした。
ロバーツ監督はポストシーズンのMVPを問われると、「ヨシノブ」と即答。「彼のことを心から誇りに思っている。ライオンのようなハートを持っているチャンピオンなんだ」と絶賛していた。
(THE ANSWER編集部)
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