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山本由伸、異例の行動に騒然「誰も本気だとは…」 同僚を唸らせた自己犠牲「この上なく幸運だ」

米大リーグ・ドジャースの山本由伸投手は今季、先発エースとして活躍。ワールドシリーズ(WS)MVPに輝くなど、チームの2年連続世界一に貢献した。チームメートの救援右腕エバン・フィリップス投手は、自己犠牲を厭わない山本の姿勢を称えている。

ドジャースの山本由伸【写真:ロイター】
ドジャースの山本由伸【写真:ロイター】

ド軍フィリップスが米メディアで絶賛

 米大リーグ・ドジャースの山本由伸投手は今季、先発エースとして活躍。ワールドシリーズ(WS)MVPに輝くなど、チームの2年連続世界一に貢献した。チームメートの救援右腕エバン・フィリップス投手は、自己犠牲を厭わない山本の姿勢を称えている。

 山本は今季レギュラーシーズンで12勝8敗、防御率2.49、201奪三振をマークし、ポストシーズンを通じては5勝1敗、防御率1.45と、エースとして大活躍。WSでは第2戦で9回1失点の完投勝利を挙げ、第6戦でも6回1失点で勝利投手になると、第7戦は大ピンチの9回途中から中0日で連投。延長11回まで投げ抜いて胴上げ投手に。シリーズ3勝で堂々のMVPを受賞した。

 米衛星ラジオ局「シリウスXM」に登場したフィリップスは、中0日で登板したWS第7戦を回想。「誰も彼が本気だとは思っていなかった。そして、彼がルーティンを始めると、電話が鳴ってヤマモトが呼ばれ、みんな『Oh my god、本当に起こっているのか』って感じだった」と、当時のブルペンでの舞台裏を明かした。

 9回にマウンドに上がり、満塁のピンチを背負ったものの、味方の好プレーも飛び出し無失点に。延長11回まで投げ抜き、胴上げ投手になった。「まるで前日の夜に何事もなかったかのように、圧倒した。本当に驚くべきことだったよ」とフィリップス。改めて圧巻のピッチングに驚嘆した。

 さらに「彼は最も自己犠牲を厭わないチームメートだ。チームで最も一生懸命で、ルーティンに非常に献身的だ」と、山本の人柄を絶賛。「彼はメジャーリーグに信じられないほど上手く適応したし、ドジャースの一員であることは、俺たちにとってこの上なく幸運なことだ」と賛辞を送っていた。

(THE ANSWER編集部)



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